暗いというより黒い。
五所純子も「影が濃い」と言ってる。
真っ暗なプールに水の音だけ聞こえる気味悪さ。
主人公の家のインテリアがかなり印象的。
ロマンチックラブイデオロギーとそれが裏支えしている、良…
◎ 檻の中の豹、自ら解き放つ。
セルビアの村の過去の伝説から人目を避けてきたアメリカで暮らす移民のファッションデザイナーが動物園で豹をデッサンしてるところを船会社の設計担当の青年に見初められ、三角…
ジャック・ターナー監督、ニコラス・ムスラカ撮影。
キャットピープルという異色の題材を、意図も簡単に映画として成立させてしまい、ラブストーリーの傑作とも見ることができるのは、ジャック・ターナー & ニ…
【サプライズプレゼントにネコ贈るヤバ男】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のフィルム・ノワール『キャット・ピープル』を観た。本作はポール・シュレイダーがリメイクしたり、フィルムノワールの定番と…
ザラーやアピチャッポンも大好きジャック・ターナーのまさしくホラークラシック。
人間の内なる暴力性を声高に説明的にではなくサラリと浮かび上がらせる心情描写と、光と影を巧みに使い分けるシャープなモノク…
フィルムノワールの名作「過去を逃れて」を監督したジャックターナーはホラー映画も結構撮ってたんですね。
ヴァル・リュートンという40年代にホラーを量産したプロデューサーがいて、初めの3作をジャックター…
良作!!これは1人の人間が追い詰められ、内なる暴力性としての黒豹を放つまでに追い詰められる過程を描く丹念な映画。プールにて何者かに襲われるシーンの流れがとてもすごく、やっぱり『私はゾンビと歩いた!』…
>>続きを読むサイコホラーの名作。サイコホラーって、主人公が信用ならない語り手として物語に登場することが多く、お話が進むにつれ、実は…と明らかになっていくのだが、これは73分にそれを収めている。
性的な潔癖さだ…