Gierck

キャット・ピープルのGierckのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
4.8
ジャック・ターナー監督、ニコラス・ムスラカ撮影。
キャットピープルという異色の題材を、意図も簡単に映画として成立させてしまい、ラブストーリーの傑作とも見ることができるのは、ジャック・ターナー & ニコラス・ムスラカの手腕もさることながら、映画表現の本来の在り方とも見ることができるかもしれない。
キャットピープルといっても、変身シーンなし、殺人シーンなし、キスシーンなしでありながら、シモーヌ・シモンはエロティックであるし、残酷であり、恐怖を煽り方も完璧である。
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