「男、海(ラ・メール)」陽射しに消えそうな位彼女の肌は透き通って白く、掻き消せない慟哭の様に纏うのは黒と純で哀しい青色。幸福?不幸?死ぬまで愛するけれど一緒にはいられない。いるだけで永遠の恋人達だと…
>>続きを読む変な映画だった スローだけどじっと待てるのは、ひとカットひとカットが絵みたいだから あと全部リアクションだからでもあるかも 出て行った恋人とおしっこしながらキス 恋人の友達とお風呂でキス、からのお風…
>>続きを読む第48回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。1988年に急逝したガレルの前妻であり、60年代のドラッグとロックの寵児、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの伝説的ボーカルだったニ…
>>続きを読むヌーヴェルヴァーグ以降最後の独創的な作家と呼ばれるフィリップ・ガレルの作品。The・フランス映画という様相ではあるが、決してただの恋愛映画ということはなく、90年代のミクスチャー感覚を秘めている。全…
>>続きを読むハイデガー 冷笑主義 冷蔵主義 冷たくて暗そうね おっさん 井戸の底をのぞくな 生きてる あなたがわたしに飽きるまでここにいるわ じゃ一生だね おしまい 紙はないの? ヘロイン 深刻なのは愛がなくな…
>>続きを読む映画とは静止画たる写真が動き出すことに感動がある。それが生というものを感じさせるからだ。
これこそが映画の原初的な感動体験なはずで、そんな"静止"と"静寂"から瞬間放たれる"動"と"音楽"に感動を引…
「つかのまの愛人」もそうだったけど、人間同士という不安定な土台に更に愛という超不安定要素が加わりグラグラ状態の主人公ジェラールにイライラしつつも、本来人間はこうなのかもと一部感慨にふける自分もまたグ…
>>続きを読むこれも「映画は人生の厄介事を捨てるゴミ箱じゃない」を全く守れていない私映画の極北であった。お前に一生ジュテーム→別れ、お前に一生ジュテーム→別れ、を繰り返す愛の表現には相変わらずふ〜ん…という感じだ…
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