魔術師の一座と彼らのトリックを暴きたい役人たちの群像劇。原題のAnsiktetは顔という意味らしいですが、観終わるとしっくりきます。
あらすじを読んでコメディだと思っていたのですが、やはりベルイマン…
以前、途中リタイアしてしまった作品。今回も途中で少しダレたけど、個性的なキャラ、オープニングの美しい自然描写や陰影のある映像に惹かれて最後まで観てよかった。
科学vs非科学。魔術を信じない権力者も…
このレビューはネタバレを含みます
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科学対魔術という名のペテン。1850年代ならまだ降霊術は信じられていただろう。モノクロームの映像がスリラー的な怖さを醸し出すが深刻にならないのは全体的にユーモアの空気感が漂うからか。ラストに魔術師一…
>>続きを読む19.02.05 新文芸坐(池袋)
ベルイマン特集2本立てで観賞。
「第七の封印」とガラリと趣の異なるドタバタ喜劇風。時の権力を揶揄するアイロニカルな映画だがそういう目で見なくても普通に娯楽物とし…
イングマール・ベルイマンの作品のなかだと『野いちご』に並んで分かりやすい作品だった。
上品な娯楽映画で魔術師というタイトルだけあって胡散臭い感じが良かった。
それぞれのキャラクターに個性があり会話が…
ベルイマンのホラー表現がみれる「魔術師」
科学とオカルトの対立はベルイマン御大最大のテーマでも有る神の不在にも同時にふれることになる。
今作はよりエンタメチックで見やすい気がする。
ベルイマンに何を…
ベルイマン、ヴェネツィア審査員特別賞
ルックがよく、その明暗、コントラストに、始終不気味さや重さがあり、映画のトーンがそこで決まっている感じを受ける
最初の婆さんだけでキツイ。
羅生門の婆さんみた…
魔術、神秘、死後の世界、奇跡、愛。科学の側に属する者はそれら非科学的なものはないと言い、非科学の側に属する者はあると言う。でも…。悪戯の幽霊に本気で恐怖を感じ慌てふためく医師。魔術の種をバラされて消…
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