このレビューはネタバレを含みます
ベルイマンだからと構えていたら、特に高尚さが突出した訳でもない朗らかな雰囲気にぽかんとなった。
前半はコメディ風味でマジシャン連中のキャラもゆるい。
後半、医者との対決の辺りになってグッと画が締ま…
そこそこ楽しい。(•‿•)
笑わせてもらいました。これ笑かしてますよね? 最初の方は笑っていいものか迷いましたが。
座長アルベット・ヴォーグレル博士(喋らない、顔が怖い)が率いる旅の魔術一座の話で…
白黒の映像が綺麗、さすがニクヴィスト、とか悦に入ってたら、撮影他の人だった。最近ベルイマンの良さがやっとわかって来ただけでまた調子に乗っている。
監督がどう撮るか決めるんだから、そりゃ綺麗になるんだ…
初期ベルイマンの珍しい喜劇作品。
科学vs神秘主義が大まかな主題ではあるが、背景にはフィンランドの国教である土俗的なキリスト教が絡んでいると思うのでそこら辺の知識がないと本当の面白さが分からないかも…
このレビューはネタバレを含みます
魔術を科学者たちに本物だと思わせるには⁉︎
マジシャンの一座はある街を訪れるが関所で止められてしまい次の街に行けない。街の権力者は関所を通りたければマジックが本物だと証明しろと一座に要求する…
イン…
巨匠への階段を駆け上がっていた50年代にベルイマンが放った奇妙なコメディ。
マジシャン一行に投げかけられる問いはあまりに理不尽で、彼らがそれは単なるマジックだと主張しても素直には受け入れてもらえませ…
大衆喜劇という体からこういうノリなんだろうけど侮辱的な表現が多くてきつかった。こういう類の表現は本筋が面白ければ気にならないことも多いので、メインストーリーが響かなかったということだろう。
屋根裏の…