濱口竜介監督最新作、ヴェネツィア銀獅子賞(審査員大賞)、アジア映画祭作品賞
もともと本作の音楽担当で『ドライブ・マイ・カー』の石橋英子さんによるライブパフォーマンス映像としての『GIFT』を制作した>>続きを読む
『ケンとカズ』の小路監督の8年ぶりの新作
今回も自主映画になってしまったと語るが、そうでなきゃなし得ない、俳優なら誰しも触れてみたい熱量の脚本であり、それを上回る熱量の芝居が求められる作品
公開され>>続きを読む
アルチュール・アラリ、『落下の解剖学』で記憶に新しい彼は、監督作品として、30年ものの忠誠を誓い続けた兵隊を描いた
『辰巳』を見る前にと、小野田役を演じた遠藤雄弥を確認。随分と過酷な撮影に及んでいた>>続きを読む
トルナトーレ監督の傑作
好きすぎた
イタリア映画だけれど、ハリウッドで見られるような、全体を回想で動かしていくのが、主人公ではないが、主人公をよく知る人物で、彼がなぜ1900を探し求めているのか
その>>続きを読む
藤井道人監督×Netflix
河村プロデューサー作品だったか
温かすぎやしないか
未練が死後に影響し、死にきれない。
あちらの世界に行くわけでもなく、まるで中間のような場所で彷徨う亡霊たち
ありそ>>続きを読む
ソフィアコッポラ最新作はエルヴィスプレスリーの奥さん、プリシラ視点で描く物語
ヴェネツィアで女優賞のケイリースピーリー
中学生の子供っぽさからの結婚後の大人っぽさまで幅がすごい!ちゃんと見える!
そ>>続きを読む
プロレス×家族・兄弟映画
プロレスのみならず、ファミリームービーとしての新境地を叩き出した
伝説のプロレス家族、フォン・エリック一家の栄光と没落
「栄光と没落」と言うとありきたりな感じもするのだが、>>続きを読む
さすがケンローチ
ヴェネツィアで脚本賞!
労働者を巡り、不法移民と不法労働という困難な状況、かつ生活がかかっているという点が、いつ観ててもしんどいなと感じる
主人公の言い分も分かるが、親切にした人>>続きを読む
黒沢清、初期作と思ったら、『蛇の道』『CURE』の後だったという若干のショック
テーマ性はインターネットスリラーとしつつ、コミニュケーションや、人が存在の有無という人の在り方の本質を突くものであった>>続きを読む
fan's voiceにて試写会
カメラが現実を映すとはこのことか
そして、映画は歴史を記録・記憶するとはこういうことを言うのか
これほど近現代において映画としての意義を感じた作品はない。
劇中と>>続きを読む
fan's voiceにてオンライン試写
ヴェネツィアにて審査員特別賞
フィクションなのか、ドキュメンタリーなのか分からなくなり、劇中で行われる数々の痛ましい状況に思わず声が漏れる
人間が生きてはい>>続きを読む
fan's voiceにて試写会!
認知症、介護、記憶喪失、児童虐待、誘拐
この社会の老若男女の課題があり、多角的な視点で見ることができた。
認知症の父親役を演じた奥田瑛二さんの彷徨う仕草、この世とあ>>続きを読む
fan's voiceにて試写会
吉田恵輔節が炸裂というか、傑作でしかない
みんな魂削って撮ってるのが目に見えてわかる。分かるというか、それさえ忘れるぐらい没頭させられるリアリズム
見終わって吉田監>>続きを読む
気まぐれで観たかった作品
『ちはやふる』シリーズの小泉組
どう観てもちはやふるだった。特に線を描くシーンはそう。音楽も引き続きって感じ。
過去や躓きなど、自分を見つめることで、新たな線を見出してい>>続きを読む
『オッペンハイマー』予習用として鑑賞したんだけれど、普通に歴史認識として大事な話だった。
アインシュタインがユダヤ人でドイツを捨てた話
相対性理論を公表したことが、良くも悪くも世界を動かしてしまったこ>>続きを読む
ノーラン監督最新作×アカデミー7部門、その他映画賞を席巻!
はじめに言っておくと予習は必須
もっとハードル下げておくとネタバレ?的なの見ても問題ないのかな。それで見たって理解しきれないんだから。ノー>>続きを読む
こういう映画がいいのよ
城定監督作品
また唯一の映画館と、潰れかけの映画監督
双方の再生を追いかける。
ちょうどいい
止められるか、俺たちをpart2
今回は、劇中の井上淳一監督自らがメガホンを取るというアツい展開
普通に、面白くないかこれ。映画愛が詰まりに詰まっている。
映画館、映画制作、映画監督という
主に3つの>>続きを読む
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品
前作を遥かに凌駕するストーリーと圧巻の映像体験
スターウォーズを当時見た人は、ある種こういう感覚に陥ったのだろうかと回帰的な映画になった
主役級のキャスト陣
前作に加え>>続きを読む
fan's voice試写会にて。
アカデミー音響賞・国際長編映画賞受賞!
音と映像で見せるホロコーストの残虐さ
決して、殺害シーンや焼却シーンがあるわけではない。
全て、アウシュビッツ強制収容所>>続きを読む
ビクトルエリセ作品
これは、アナの映画だった。
『フランケンシュタイン』に魅せられた少女は、人とは違う感覚に目覚める
中盤以降がまさにそう。
アナの眼差しが、我々が見るべきこの世の真理を見ているよ>>続きを読む
ビクトルエリセ作品
久しぶりに映画を見たこともあり、映画の見方を忘れていた気がするが、恐ろしいほど光と影の使い方が上手い
それは、見た目だけでなく、父の知られざる謎という点でも、ストーリーに光と影が>>続きを読む
渋谷PARCO劇場にて
『悪は存在しない』公開前に見られて良かった。『GIFT』としての映像編集(音無し)に、石橋英子の即興演奏という仕組み。
驚くほど、未体験を経験できた
本編音がないからこそ、何>>続きを読む
評価をつけるとかじゃないので。(つけるなら満点以上)
「学校が子供達の命の最後の場所になってはならない」
被災地にいたけど、ちゃんと理解していなかったこと所にやっと近づけた気がする
冒頭の小学校の>>続きを読む
イチャンドン作品、チョンドヨンがカンヌ女優賞!
秘密の陽射しが、降り注ぐ街で起きた事件で、シネが神をも敵に回すことになろうとは。
赦しについての作品
面会のシーンはまさにそれである。
赦しを与えよ>>続きを読む
やばすぎてやばすぎてやばい
アニメーションシリーズ2作目にして、もっとやってほしいって、思うほどだった!
作画が前回以上になってて、前回のコメディタッチより、今回はシリアス展開になってて、より感情が>>続きを読む
スパイダーマン!!!!作画凄すぎる
俺が知っているアニメーションの限界値を軽々と超えてくるし、アニメ・漫画愛が恐ろしく沸き溢れている作品だった!
あと、この作者、日本好きだろ。
限りなくアメリカっぽ>>続きを読む
見たのにチェック忘れてた
ENBUゼミナールのワークショップの延長で作られているはず。
後半の舞台映像差し掛かる前までのお膳立て。演劇団体のいざこざ。彼が戦争に行ってしまうその瞬間に、何かがグッと動>>続きを読む
ヴェネツィア脚本賞!
吸血鬼伯爵の話、でありながら宗教とか、遺産相続とか、いつまでも吸血鬼になれないとか、家族問題楽しんじゃう系女子とか、謎すぎた
爺さん生きすぎじゃね?死んでくれないと遺産貰えんの>>続きを読む
元素がクラスエレメント・シティ
火はどれに対しても相性が良くない
つまり、彼らは居心地が良くない
それでも、相性を越えて、理解し合い、交わろうとする姿が、この世界の根本的なあり方であると、教えてく>>続きを読む
木村聡志シネマティックユニバースの実質3作目!
シリーズの会話のテンポ感、会話のしょうもなさ=日常の私たち
これを俯瞰して見ていることの愉快さ
つまりは、自分たちを笑っているということ
この二重、>>続きを読む
『フリーソロ』などでドキュメンタリーを撮り評価されてきたエリザベスとジミーコンビの初劇映画作品
とはいえ、フロリダ海峡を遠泳達成したナイアドの半生を描いた伝記映画。所々に実際の映像が挟まれる、半ドキュ>>続きを読む
fan's voice試写会にて。
アロノフスキーは好きで観てるけど、初期だけ辿れておらず、観られてよかった
なんか、既視感あると思ってたらやはり『鉄男』だったかぁー
メタリックな質感と、狂気的な音>>続きを読む
ガイリッチー!!!
爆発、ガンアクション、ナイフアクション炸裂!!
冒頭から休めない
終盤前に状況整理来るけど、基本的に不穏と緊張感が迫り続けてて、凄いな
ラストにいく展開が良いな
やけに救出展開>>続きを読む
『インポッシブル』の監督 J・A・バヨナ
前作見てないけど、ジュラシックワールドは観てたから、この力の入れ具合は本当のプロだ
制作過程は同じく配信されているドキュメンタリーを見てほしいが、俳優も技術ス>>続きを読む
城定監督作品
なんか、それっぽく作られてて。
データ削除するために不法侵入するドキワク感から、次第にお互いの伏線回収。あるようで無かったかもって思うけど、結局見たことあったかもなぁという感想