このレビューはネタバレを含みます
椎名の想像する過去は白黒、実際の回想は色付きという演出が良かった。
小説ではできない演出。
瑛太の声色、佇まいが伊坂幸太郎の世界観に合ってて良かった。
たしかに、言葉が通じることを警戒心をひとつ緩…
父に勧められて。
伊坂幸太郎原作。
映画化が難しそうな作品なのに破綻してないし、何かがおかしい雰囲気に引き込まれていき、飽きない。面白かった。
瑛太の演技が良いな。
“隣の、隣だ”
“いや、そん…
完璧。
最後の瞬間のためだけに練られたストーリー展開と構成。
タイトルが出るまでの準備と流れが凄く綺麗。
張り巡らされた伏線が繋がっていくのがたまらない。
しかも、トリックと驚きだけじゃなく、さらに…
間違いなく伊坂幸太郎作品の中でも最高の再現度を誇る作品。
本を読んだそのままの驚きが伝わってきて、2度目を見返してもその仕掛けの巧さに納得させられる。
ボブ・ディランの歌で知り合った椎名と河崎。
…
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