「カール・テオドア・ドライヤー セレクションvol.2」
カール・テオドア・ドライヤーがあの名作『裁かるゝジャンヌ』に続いて1932年に手がけた作品。
彼にとって初のトーキー映画は、吸血鬼ホラー。前…
ナゴヤキネマ・ノイさんのオープンに!
美しかった…
全編、写真集のような私好みの映像美!
映画のフィルムも35ミリとかいうから6×6っていうのかな、ほぼ正方形の画面なんです。写真学校時代を思い出し…
ムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』と並ぶ吸血鬼映画の古典的な作品。
冒頭から異様な雰囲気に包まれ悪夢的映像美と前衛性が際立ち素晴らしい。
台詞が少なくシュールで難解なストーリーは夢想家の主人公の体験…
オカルトについて調査している男が田舎町を訪れるが、その町には吸血鬼が出る噂があって...というお話
ストーリーはかなりコンパクトで説明不足で唐突感も否めないものの、代わりに映像表現がとてつもなく凄…
新たな歴史の第一歩目に居合わせることのできた幸福は筆舌に尽くし難く、前世紀より通いつめておられた方々の感激は自分などとは比較すべくもないことをお察しする。椅子が快適で最高。てか受験生なのに抑止力がな…
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ドライヤーの初トーキー映画。
セクシャリティとエロティシズムの観点からヴァンパイアというテーマを扱い、卓越した幻想的な映像を駆使した1932年という時代を考えれば見事な作品である。後の所謂ジャンル的…
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めちゃくちゃ傑作だった。
序盤から傑作の匂いがプンプンする。
青年が見る先には大鎌を持った男が鐘を鳴らす背姿。宿にはヤバい顔の爺さん。
部屋で寝ていると謎の男が入ってくる。その男と青年のカットバッ…