山田太一お得意「中年の危機もの」ファンタジー風味。いつ喪黒福造が出てきて「ドーン!」とやるのか?と思ったけど、この作品においての「魔の巣」は主人公の住むマンションであり、喪黒福造は夜中に突然主人公の…
>>続きを読むド怪作。期待通り最高だった。
寂れたオフィスビルの一室からの過剰にドラマチックなプロローグと、気持ちの良い活気を見せる夜の浅草から始まる幻のようなひと夏の体験。
『嬉しかった。街の灯りが煌めき、信号…
奇しくも『今夜すき焼きだよ』と同じく、非規範家族」達がすき焼きを囲む。
この時から、浅草は昭和の残香を留めた街だったのか。バブルの象徴としての都会のマンションと、高度経済成長期の面影を残す下町という…
物語=死の世界という物語論でも読める
入れ込みすぎると引き摺り込まれるけど、救われることもある
しかし、そういうことではない魅力があった、つまり死んだ人と出会う不思議な話だけど、なぜか分かる
両親…
愛と生きる力について。
リアルと幻想のちょうど間のような世界は、少し「秘密の森のその向こう」を思い出させて切ない。
ネタバレ
愛(支配と独占)を求め命を吸い取る愛と、生きる力を与える親の愛。仕事仲…
・鶴太郎若いけど、いいおとっつぁん感ある
・この時代のホラー=特撮の感じなんなのか。Jホラー前夜って感じで全然怖くない
・でも浮かぶのはおもろかった
・四階白い服=死、っていうのも直球な感じ
・特に…
本当にどうかしている。ずっと不可思議なことは起こりつつも《ほっこり不穏》な空気を維持してたのに、ラストにぶち込まれる怒涛のオカルト展開に完全に置いていかれるし、それを最終的に「どうかしていた」で片付…
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