Misa

鍵泥棒のメソッドのMisaのレビュー・感想・評価

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
4.0
銭湯で頭を強打した男(コンドウ:香川照之)の鍵を泥棒し、カネを自由に使っていく貧乏役者のたまご(桜井:堺雅人)。コンドウは記憶を失っているので、自らを桜井だと思い込んで貧しいながらも何とか自分が何者かを思い出そうと生活する。一方、貧乏生活から抜け出した桜井だったが、何やらコンドウはヤバそうなやつだと分かってきて…。

シンプルに面白かった。声出して笑える作品でした。といいながらも、馬鹿馬鹿しく終わりではなくて、最後はほっこり。

コンドウは桜井(偽)として生きていくにも、努力家で計画性に長けている人なので、本物の桜井よりも上手くやっていくんですよね。置かれてる環境って、置かれる人によっていかようにも変わるよな〜と。なんかその様がすごく見ていて気持ちが良かった。笑 し、このまま、コンドウが桜井(偽)としてどこまで上手くやるのか見続けたかった!

当然お金はあったほうが良いのですが、目の前にあるお金を、どう自分が成長し、幸せになれるように使えるか。これって教養であり、人生のスキルの一つな気がしますね。。。
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