「アマルコルド」の意味は「私は憶えている」。フェリーニ監督が少年時代の思い出を1年間の出来事としてまとめた回想集。冒頭、春を告げる焚火祭りと綿毛が舞う風景が印象的。以後はフェリーニの家族を主軸に街の…
>>続きを読む教養としての鑑賞。
春夏秋冬という季節の流れこそあるもののストーリーの軸はなく、フェリーニの少年時代の想い出が並列的に詰め込まれたような作品。映像の美しさと、港町の人々の豪快な明るさは印象に残けど…
少年たち(時に大人も)が女性を求めるけど手に入らない様は時に下品だけど純粋で美しかった。また、映像はもちろん綺麗だけど、言葉での表現も多彩で印象的だった。途中画面に向かって解説してくれるおじさんはム…
>>続きを読むこの映画を劇場で観たときは、子供だったし、予備知識もなかったため、何が何だかわからなかった。
いつになったら何かが起こるのだろうか、と待っていたが、とうとう何も起こらないまま終わってしまった感じ。
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綿毛,火祭り,紅葉,雪景色と孔雀,そして綿毛…フェリーニの故郷で力強く生きる人々の1年。懐かしさと愛着が伝わる。思春期の性への好奇心や放尿の嵐…監督も悪ガキだったんやろな。謎イベントが急に始まったり…
>>続きを読む淡々と人々の日常風景が進むので退屈なのに美しく心に残る映画。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「マレーナ」は、この映画にインスパイア受けた気がする。
グラディスカは30代ということだけど、もっと上に見…