赤い殺意に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「赤い殺意」に投稿された感想・評価

yadokari

yadokariの感想・評価

4.1

ぽっちゃり主婦の春川ますみが自暴自棄で強盗に入った露口茂にレイプされる。今村昌平監督らしく肉感的なエロス漂う。露口茂は衝動で犯してしまうのだが愛してしまう。春川ますみは拒絶するのだが夫(西村晃)との…

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SW326

SW326の感想・評価

4.7
今村昌平の代表作と同時に実は貴重な鉄道の記録映画。キハ80はつかり、D62の貨物、C60の客レ。
一

一の感想・評価

5.0

建物や襖や、隙間から覗き込むカットが多く、主人公をとりまく閉塞感とリンクしていたように思う。アイロンの鏡カットとその反復、ずらしが面白かった。アイロンは家具だが凶器にもなりうる、日常に潜む暴力性だと…

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Shimazaaki

Shimazaakiの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公(女性)のしぶとさ。あの主人公の夢は、生物機械としての計算結果、もしあのドラマーが金持ちか、病気じゃなかったら、、駆け落ちあったかもしれない。

おばあちゃんの声?に字幕つけて欲しい。
重い迫力と緊張感、
女の弱みと逞しさ、
最後は想像を超える展開と爽快感。
傑作

この「赤い殺意」は、「にっぽん昆虫記」で、土俗的な性のリアリズムを描いた今村昌平監督が、再び挑戦的に”性”を描いた作品だ。

この作品は、今村昌平監督の作品の中でも、非常にユニークな傑作で、暴行され…

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りっく

りっくの感想・評価

4.3

日本の封建的倫理や因習を背景に、事件を通してその重圧から解放され、ついには男たちの上に立つ女のヴァイタリティを、強靭な肉体感覚で描いた傑作。

春川はるみの存在感が抜群で、いい意味でぬぼーっとした佇…

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monaminami

monaminamiの感想・評価

5.0

とうほぐ地方の鬱屈とした家父長バリバリの世界に妾の子として囲われる春川ますみ劇場。"すなねばー"と、ごろごろ寝ながらみかん食べたり、妙な色気振りまくりまくる。こたつでずこーってコケるのとかどこまで演…

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otom

otomの感想・評価

5.0

15年ぶりくらい。『エロ事師たちより』、『にっぽん昆虫記』同じくらい好き。すなねば(死なねば)と言った側からモリモリ食う春川ますみからして最高。妾の子としての生まれからして徹底的に弱者設定の女。そん…

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tosyam

tosyamの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

超先取りのメガネ女子に萌える。何よりもうらぶれたストリップ小屋でのバンドシーンが最高。ベースレスのドラム。ギター。ペット編成で。これは間違いなくフリージャズだ。編成と言い選曲と言い。なんとギターは殿…

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