わりと子供騙しな奇術師だってこと見せといてみんなが脱いでく催眠術にはのらないドンバールさん。支配人家族は部屋を移動してるのに売店に伝言預けてから鍵を隠してラケット持ってくるアイツとの逢引まで一気に見…
>>続きを読む電車からトンネルに入って廃ホテルを歩きながら回顧していく扉や鍵穴などのフレーム内フレーム、イングリット・カーフェンしかり出てくる婦人がみないい顔している。
ガチガチに主張し過ぎないレナート・ベルタ…
金井美恵子はシュミットの映画とジョセフ・コーネルのアサンブラージュの作品を並べて評していて、なんだかその気持ちが少しわかった気がする!と見終わった後に思ったのだけれど、帰ってからジョセフ・コーネルの…
>>続きを読むかつてのホテルを彩った、二度と会えない人々。忘れられない日々。ホテルの利用客も個性派揃いでヴァランタン少年もそんな大人達を見ながら少しずつ大人の階段を登る。音楽も心地良く、うつらうつらと昔の夢を見て…
>>続きを読む少年時代を追体験していく過程でキャメラは次第に男の主観から解き放たれ、祖父や天国といった彼自身も知らない世界に(しかし話を聞き、想像を巡らせたという点でなら同じ少年期の記憶ではある)まで侵入していく…
>>続きを読む一場面を除きサミー・フレイと過去と遭遇しないのがアンゲロプロスとの違いか。劇中で言われるように想像で補った想起であるが故に、甘美な記憶の再現となる。顕著なのはアリエル・ドンバールの下着姿を鍵穴越しに…
>>続きを読むダニエル・シュミット作品は、ここの映画館(現ナゴヤキネマ・ノイ、旧名古屋シネマテーク)で初期の数本と、最後に「デ・ジャ・ヴュ」を観てて、「デ・ジャ・ヴュ」では殆どないことなんだけど、終始寝てもうた(…
>>続きを読む(c) HORS SAISON: 1992 T&C Film AG