◎小津流下町人情噺 飯田蝶子と愉快な仲間たち
2023年5月の<第76回カンヌ国際映画祭クラシック映画部門>でワールドプレミア公開された4Kデジタル修復版(1947/2023年)による上映
*ステ…
この72分の短さ。短尺ゆえかホントにあっけない。この一抹の寂しさ。
一応は戦後の動乱の中、自分のことしか考えられなくなった大人たちへの警鐘というような映画だが、終盤の何もわかってなさそうな占い師の…
茅ヶ崎の砂浜で追いかけるシーン素晴らしく良かった。追いついて同じ画角に収まるところが引きの画なのもすごく良い。全体的にかなりコミカルな作品で、東京に戻ってきて親が見つけられたか?の流れで後から子供が…
>>続きを読む4Kデジタル修復版+トーク付き
焼け野原で父親と逸れた孤児を引き取った長屋の女性と、周辺の人々の話。
紳士が出てこないのになぜ紳士録かの謎は研究者もまだ解けてないらしい🧐
勝手に想像していたのの…
「おばあちゃん、おやすみ」
「おばちゃんだよっ!」
戦後2年の日本でこのコミカルさ
小津監督がシンガポールから復員後、約1年の休養を経て、1947年に発表した戦後第1作にして40作目の監督作。
…
冒頭から笑いあり涙あり、こんなに速い展開で笑ったり泣いたりするなんてことはない。
やっぱ脚本が池田忠雄だからかしら。名作ですわ、小津安二郎監督には脱帽です…。こんなに心痛み、深く、優しく、おもしろい…
最初に「ヴェンダース、小津を語る」が上映される。
これが有意義なお話。
海外では1970年代まで溝口、黒澤、大島作品を観ることが出来たものの、小津作品は1作品もなかった(存在も知られていなかった)そ…
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