イタリア映画祭2024
ですが舞台はアフリカ大陸。
セネガルからマリ、ニジェール、リビアを経て憧れのヨーロッパ、イタリアを目指す16歳の優しく責任感が強い青年のお話。
サハラ砂漠の過酷な環境以上にリ>>続きを読む
植民地時代から独立を経てこの50年のペルーにおける改革と革命に関するドキュメンタリー映画
ペルーの歴史を知るキッカケになる作品
庶民による革命なら結果は違っていたのかも。
前半は前日の疲れがあり少>>続きを読む
命の重さは不均衡
立場の異なるそれぞれの視点から描くまるでドキュメンタリーのようなヒューマンドラマ。
恐らくエピローグで語られたことが訴えたいことなのだろう。
尊厳のかけらもなくモノのように扱われる>>続きを読む
トム・ヨーク音楽担当という情報に惹かれての鑑賞。
監督Q&A付き
原作でも映画でも明かされない秘密
男と女の立場や力関係をサスペンスフルに描く。
イタリア映画祭2024
監督Q&A付き
生きることに疲れて絶望した人々の7日間
5日目が沁みて涙はひと筋程度だったのに後から鼻が垂れるほど泣けた。
幸せというものは形がなくまた恒常的ではない曖昧な様を表現したシーンが素晴>>続きを読む
提供:キングレコード
上映開始と同時に目に飛び込んできた。
この時点で心踊り期待値爆上がり。
そのためどんな場面でも終始ワクワクが止まらず、シュールなラストはもうにんまり笑顔の怪作。
予告を観るこ>>続きを読む
愛憎入り交じるミステリアスな戯曲
展開の読めない室内劇。
室内装飾も素敵。
ジェーン・バーキンが時々シャルロットに見える瞬間がある。
完全版176分。
鑑賞してから時間経過してますがディテールまでは>>続きを読む
女優を生き生きとした姿でフィルムに収めるジャック・リヴェット監督
不思議な浮遊感で長尺でも飽きない。
3人のヒロインと何気に絡む1人の男。
歌って踊る部分的ファンタジーミュージカル
完全版169分>>続きを読む
『GIFT』と基本同じ。
初見にあたる『GIFT』の方が映像の力を強く感じた。
自然界に「悪」は存在しない
人間社会には?
原村、八ヶ岳の美しい自然と石橋さんの音楽に呼吸が深くなり癒される。>>続きを読む
救いのない現実
出口が見えず終始胸が締め付けられる
爽快なラストはベニーにとりシステムからの解放のようでいて、ミヒャのセリフの通り更に自ら首を絞めていくことでもあるので解放への道ではない…
アルブ>>続きを読む
ジャック・リヴェット作品だなぁと思わせる長尺でも先が読めなくて引き込まれる世界。
ビュル・オジエの存在感。
観てください、そのひと言
AP通信の記者が命懸けで撮影し世界に広めたマリウポリの惨状
そこは何が起きているのかもわからない情報が遮断された社会
その映像をロシア側に渡さずに真実として残すために記者達>>続きを読む
飛び込む勇気と自然体の博愛
レビューまとまらないため、思ったままを記録
ユナイテッドピープル主催
パレスチナ子どものキャンペーン田中さんとユナイテッドピープル関根さんのトークおよびUNRWA清田>>続きを読む
アメリカで起きた冤罪事件であるイタリア人移民のサッコ・ヴァンゼッティ事件を描いた法廷劇。
社会情勢等の時代に翻弄されたとも言えるが、正義とは何か、主義思想を持つことは罪なのか、そもそも人が人を裁く時>>続きを読む
異形の愛
想像もしなかった展開と着地点。(後から思えばフリアンもディアナも伏線は言動や絵画など複数あった。そして後半は息苦しさと祈るようにスクリーン見入ってしまった。虎の絵ナイス)
人は他人には言>>続きを読む
1人で心の奥底に抱える孤独や辛さ。
寂しくはないが物悲しく身の置き場のないような窮屈さはなかなか他者とは分かち合えないし積極的に共有しようとも思わない。
それでもやはり誰かに自分を理解して認めてもらい>>続きを読む
挿入される歌の歌詞がシュールなものが多く、またセリフやナレーションも含めてこれぞフランスというアニメーション。
リンダが亡き父の想い出のパプリカチキンを食べたいあまりに引き起こされる大騒動(カオス)。>>続きを読む
人間とは無いものねだりをする生き物で、皆それぞれに愛に飢えている
従順な少女が大人になり自立して自由を求めて旅立つまでを描き、原作プリシラ・プレスリー本人が製作総指揮も務めているため完全にプリシラに>>続きを読む
幸せの渦の中に突然放り込まれる石が引き起こすさざなみ
心象を表す映像がとても素敵でした。
リアルな人間模様や感情の機微。
登場人物たちが切ない感情を抱くのは移民であることも関係しているのかも。生ま>>続きを読む
過去鑑賞記録
2022年12月11日 教授が場所を指定したという町田のグランベリーパーク SAIONでRyuichi Sakamoto Playing the Piano 2022を、
その後、教授>>続きを読む
まさにインフィニティ♾️で何処からどこまでが幻覚なのか境界線が明確ではない倒錯の世界
飲み物飲むのも忘れて見入った不穏な117分
ミア・ゴスの男を絡めとるような小悪魔ラスボスと追い詰められるアレクサ>>続きを読む
大きな声で問題提起もしなければ解決もしないが、前向きな気分になる作品で伏線回収が見事。
カトリック(堕胎不可)、妊娠することで夢を諦める人、突き進める環境にある人、州によって法律が異なること(結婚年>>続きを読む
アメリカのフォン・エリック一家の実話に基づく手堅い作品
最後はジーンと来る家族の物語
A24
プロレスは全くわかりませんが、ハリス目当てで。
強すぎる父親の価値観マッチョイズムの呪縛、薬の影響もあり>>続きを読む
ノーラン監督長編デビュー作を監督自ら監修して4Kスキャン
パンフレットあり※
全員別に本職ありで週末限定撮影の低予算とは思えない。ノーラン監督は最初から非凡な才を発揮していた。
ビルに同じく最後は観>>続きを読む
数日経っても脳にこびりついている作品
デンマーク統治下にあったアイスランド
Vanskabte Land(デンマーク語)
直訳すると歪な土地、変形した大地
Volaða land (アイスラン>>続きを読む
ある意味『ラインの黄金』で始まり、『ラインの黄金』で終わる。
破天荒なラッパーカターの成功までの物語。
切り替えの良さとテンポが非常に良く、ハラハラしながら引き込まれあっという間にエンド。
ドイツ>>続きを読む
写真家ナン・ゴールディンの半生と、彼女が大手製薬会社を弾糾するドキュメンタリー。
(裁判の場面での弁護士はデュポンに挑んだ弁護士を彷彿させる)
美しくも残酷なタイトルが何処から出てきたのかがわかると>>続きを読む
我は死なり、世界の破壊者なり
天才科学者が科学者の本懐と言うべき真理を探究することで抱えることになった苦悩や政治背景
そして不可逆な世界について
ノーラン監督なのでアメリカ万歳でもUSA!USA!で>>続きを読む
16mmフィルムが醸し出すノスタルジー
中絶が違憲だった頃のアメリカそして女性の連帯を描きながら、今再び中絶禁止が広まりつつある状況に一石を投じるために作られたのかな?と思いながらの鑑賞。
重たいテー>>続きを読む
3話のファンタジーオムニバス
舞台はイラン リゾート地キーシュ島(風光明媚でとても美しい海)
声高にうたわずともふんわりそしてしっかりと伝わるイランにおける女性の立ち位置。
イスラーム映画祭 >>続きを読む
フランス バンリュー映画
イスラーム映画祭 神野俊史氏トーク付き
大事なのは落下ではなく着地
ユダヤ、アラブ、アフリカと宗教も人種も異なる移民である3人の若者を通して感じるフランス。
現状から抜>>続きを読む
現在のイングランド代表監督に現役代表選手たちを登場人物として、イングランドの文化、風土、笑いそして政治を描き、さらには人間が避けられない不安や恐怖といった感情への向き合い方を我々にも提示してくれる舞台>>続きを読む
The Future Is Unwritten
ジョー・ストラマー 人生の軌跡
死ぬまで思考することをやめない。
(自論:頭を使えるのは生きている間だけ)
Rock The Casbah
今も時々>>続きを読む
第二次レバノン戦争(2006年7月〜)
イスラエルがレバノンに侵攻して3日目にフランスからレバノン入りして撮影された映像とフィクションで構成された作品
俳優は4人のみであとは現地にいた住人、ジャーナリ>>続きを読む
1948年 イギリス統治が終わったパレスチナの地で起きたナクバ
実在の人物の身に起きたことに着想を得た作品
岡真里先生トーク付き
『ホロコーストの記憶の政治利用』に図らずも加担している私たちという視>>続きを読む
Odessaにて
欲を言えばセッションがもっと長ければ満点
それでも観ている間は絶対に目がキラキラしていたし、少し感涙、笑い、共感した。
みなさん本当にドラムを愛している
チャドのチャーミングなオ>>続きを読む