人の弱さを認め、人の強さを信じる映画。
説教臭くて何が悪い。
これが美徳だ、生き様だ。
山村聰の代表作であり、増村保造の最高傑作と言っても過言ではないだろう。
ヤクザ映画の「ヤクザ」が去り、仁義…
冒頭の政治状況の嘆きが昨今もまるで変わっていないどころか悪化の一途を辿っている現実に萎え萎えになりながらも、終盤の激アツ展開に思わず胸の中で拳を握り天に突き上げた。どうしたって話は読めるし実際その通…
>>続きを読むなんか川口浩が演じるとスクリューボール捜査線みたいになるな。ラストの闇を横切るシークエンスの怖さ。複雑に入り乱れた人間関係と裏切り合い、情報聞き出しは、そのほとんどを諜報戦に鮮やかに見立ててしまう増…
>>続きを読む劇伴がない分、ラ・マルセイエーズの口笛が効果的
建物の外観を映すエスタブリッシングショットがほとんどないけど、混乱しないし、テンポ良くポンポンと進んでいき面白い
ショットも当然のように決まってる…
快活で面白くて割と女っ気のない話。原作なしなのが凄いよな〜と思う。
叶順子は魅力的だけど、生意気全開の川口浩と口笛の似合う山村聰の関係性が際立って素敵。
敵役があまり怖くない。今作浜村純が敵役。目の…
「闇を横切れ」
冒頭、地方都市で連続殺人事件が発生。若手記者の勘、不可解な命令、老巡査の死、黒幕からの呼び出し、死んだ女の秘密、証拠隠滅、妨害工作、スパイの正体、対決の時。今、男の選んだ道とは…本…