若大将オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価

若大将オーウェン

若大将オーウェン

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

面白すぎる…

最初のチャプターからアクションが最高すぎる。恋するプリテンダーにも出てたあの人だ!となって、そこからのアクションも最高にかっこいいし、小さい頃のフュリオサもちゃんとフュリオサで魅力的
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サイクロンZ 4Kマスター版(1988年製作の映画)

5.0

スコアは個人的な思い入れ。中学の時に友達とオールで何回も繰り返し見てたくさん真似した作品。そりゃ満点しかないだろ!

個人的にはジャッキーといえば酔拳でもプロジェクトAでもポリスストーリーでもなくサイ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.5

スタイルや監督のやりたいことがはっきりと分かる映画で完成度はものすごい高い。でも1回見た段階ではあくまで映画的な興奮とか(をこの題材に求めるのがどうなのかという話ではあるが)事前に聞いてる情報を超えて>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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ヤクザも辛いよ映画。20年3つの年代を生きる綾野剛が素晴らしい!

1999年と2005年という比較的短いインターバルのあとの14年がとても効果的

完全に時代に置いてかれた主人公がよく現れている
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ビッグ(1988年製作の映画)

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子供が大人になったら…という有名なやつです

おもちゃ会社に就職できるのはご愛嬌としておもちゃをレビューする仕事で成功するとかはリアリティがありますし、ロボットをビルではなく虫に変型させるとか読者が続
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ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

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カメオ出演が豪華というかロマコメ布陣でまず笑う

eary Aつながりでエマストーンが出てきてアンディサムバーグも登場

その後も劇中劇にジェイソン・シーゲルとラシダジョーンズという絶妙なキャスティン
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バトル・オブ・シリコンバレー(1999年製作の映画)

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スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツのバトルかと思いきや、それは後半にあってゲイツがジョブズに一泡吹かせるみたいなオチ

基本的にジョブズのピカレスクロマンみたいな感じでカリスマ悪役のジョブズにゲイツが
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

吉田恵輔監督は意地悪すぎます。これでもかと石原さとみといった登場人物たちを追い込んでいきます。毎回のことながら容赦しません

しかも今回は意地悪コメディではなくコメディはほぼありません。ドラマに振って
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

4.0

巨匠ウィル・グラック最新作!笑 にしてグレンパウエルと旬のシードニースウィニーのロマコメということで期待して見に行きましたが、期待通りの作品でした!

別に期待を超えたりはしてませんが、こういう明るい
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった。ラストが衝撃というのは聞いていたけど、普通に会話で笑えるシーンが多くて良かった

濱口竜介作品にしてはエモーショナルな子役がハラハラさせたり、銃声の音がしたり、薪を割ったりするなど
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バクマン。(2015年製作の映画)

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公開時ぶりに見た。前半(手塚賞受賞あたり)が特に面白い

途中のCGを使って新妻エイジとの人気投票をペンやインクをバトル風にしてるところが今見ると上手くいってるのか微妙

ひたすら描いて描いてでも良か
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

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見てしまうのがホラー映画の怖さだとしたら見てられないのが本作の怖さでそこらのホラーより遥かに怖かった

連想したのは「ジョーカー」

シックオブマイセルフは他に向かず自傷に向かうだけマシかもしれないが
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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最初のエレベーターが開閉するところがめっちゃ面白かった

後は社会構造とか環境が変わればそれも変わったり逆転したりするというテーマはなるほどなぁという感じだった

チャプターに分かれてるのもあってか2
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

今まで見た藤井監督作の中で一番良かった!

ミスチルが聴きたいぐらいで言ったけど、めっちゃ良かったです

更には神戸要素も出てきて個人的にはもう掴まれました笑

「パストライブス」みたいな感じかなと思
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

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ロード&ミラー製作だけど、「ソーセジパーティ」とか「グッドボーイズ」みたいなセスローゲン製作映画っぽい内容

要は可愛いとかあまり下ネタに結びつきそうないキャラを使って下ネタコメディでめちゃくちゃくだ
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(2021年製作の映画)

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ファウンドフッテージものってその設定だけでなんか面白いなと思えるので、面白かった

短編なのもあってこういうアートムービーとして普通に楽しめたけれど、これもチリの政治状況を反映していたとは!

オオカミの家(2018年製作の映画)

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絵画をストップモーションの形でアニメーションや一般的なストップモーションのように立体物を動かすのはあるけど、

そこに室内空間の奥行きやカメラワークも合わさりどうやって作ったんだという見たことない映像
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

面白かったけど見終わって何も心に残らない笑

モンスターたくさん出てきて面白かったし、無重力バトルとか何でもありやなって感じでしたけど

獣医のキャラも良かった

というか猿の惑星ですか?

怪獣とい
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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

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独立愚連隊よりコメディ要素は追加されているが、戦争に対する虚無感や無念さはこちらの方が伝わってくる

若い恋人同士も味方に敵前逃亡だと殺される

そもそもが軍旗を取り返すために命を失っていく空しさ。腹
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独立愚連隊(1959年製作の映画)

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岡本喜八の出世作。西部劇オマージュの銃撃戦といったアクションのイメージが強いが、

それはクライマックス中心でそれまではある種の探偵映画のような感じ

好戦的にも捉えられたようだが軍の内部が腐っていた
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私がやりました(2023年製作の映画)

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殺人容疑をかけられた女性が無実を証明するんじゃなくて「私がやりました」と殺人を証明しながら無罪を勝ち取るのが前半

フランス映画だし女性が容疑者にされる点でどことなく「落下の解剖学」を連想したけど、こ
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

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幼馴染でイスラム系のカズがお見合いで結婚すると聞いてドキュメンタリー監督のゾーイが「女性監督だし多様性があっていいね!」と言われドキュメンタリー映画を撮る作品

ロマコメ(ラブコメ)なのでそりゃそうな
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ブロンソン(2008年製作の映画)

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イギリスでもっと有名な囚人となったチャールズ・ブロンソン(「狼よ、さらばは名作です」)をレフンが撮った伝記映画。

とにかく有名になりたいが、演技や音楽ができるわけではなく犯罪や暴力を繰り返すマイケル
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捜索者(1956年製作の映画)

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冒頭から引き込まれた!ラストも円環構造になってた。しかもジョン・ウェインは家に入らないのが良いですね

途中めっちゃスターウォーズやんと思ったらやはり影響元だった

スピルバーグはもちろん色んな映画を
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街の灯(1931年製作の映画)

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U-NEXTにチャップリンが降りてきたと聞き、街の灯を見た。

チャップリンが言うように「人生はクロースアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である」を地で行く演出

スラップスティックを
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異人たち(2023年製作の映画)

4.0

異人たちとの夏はシナリオライターが主人公という設定からも分かるように山田太一や映画化した大林宣彦(または市川森一)が自身の両親と対話する意味合いが含まれた物語であったと思う

それは観客も同じで誰もが
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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異人たちとの夏ってそういうことか!

40歳で妻子と別れたシナリオライターが主人公で亡くなった両親と再会する夏。

大林宣彦の主題とも言えるノスタルジー全開と思いきやそれが死に至るという厳しい話

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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

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すごい!バカコメディ映画で名作になった一本!笑
だってズボン脱がすために水かけるとか意外とコテコテのコメディでした

モンローがブロンドの役ばかりになってしまったのも分かるぐらいのハマり役
ジェーン・
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日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)

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群衆が背景で動きまくるクライマックスのアクションがすごかった。それでいて高倉健や鶴田浩二の見せ場はもちろんちゃんと見せる

関東大震災きっかけで日本橋から築地に移転したのは知らなかったし、そこで堅気の
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

ドドドド名作で震えた

オッペンハイマーの影響元の一つと言われてるので多分10年以上ぶりぐらいに見たけど、めっちゃ面白い

冒頭に容疑者の少年の顔がアップになってるのとか完全に忘れてたけど、おそらく移
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プレステージ(2006年製作の映画)

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奇術師が主人公で舞台装置やトリックに取り憑かれるというノーランのアイデンティティのような作品

どんでん返しからのどんでん返しからの〜みたいな後半が面白い

ノーランって時間の厚みや空間の厚み、人間性
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

オッペンハイマーは何の説明もなく3時間の間にたくさんのキャラクターが登場する映画だったが、2時間のコナン映画でそれを超えてくるとは思わなかった

一言でいえばとにかく登場人物が多すぎるに尽きると思う
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フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

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底辺からチートスを作ったラティーノを描くサクセスストーリー!

なかなか社会の中で出世できない構造が、歴史と連動しメキシカンだったからという視点が面白かった。同じように能力は高いけど出世できない黒人と
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

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グッドボーイズの監督、バッドティーチャーの製作陣最新作といえば何となくアダルトおバカコメディというのが伝わるだろうか

でもスーパーバッドとかもそうだし、お父さん役でマシューブロデリックが出てることか
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

人生ってなんなんだよ!どうにかしたくてもどうにもならんことがあるんだよな!推しのアイドルが、グループのエースが突然卒業発表しちゃうしさ!ゆはね!

それでこれ見たらさ、その卒業発表レベルで厳しいって…
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

昨日推してるアイドルが卒業発表してマジで死んでたのであまりちゃんと見れてないかもだけど、良かったです

ニューヨークを新鮮に撮ってるのも良かった!自由の女神とか回転木馬とか

あと旦那さんが優男!逢び
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