このレビューはネタバレを含みます
エドガルドの本当の家族はどっちだったんだろう
誘拐事件中心のサスペンスかと思ったが実際は2つの宗派の間で揺れる少年のヒューマンドラマに近かった
教皇押し倒したり遺体を川に投げ捨てるデモにシレッと参加…
とてもおもしろかったし、ベロッキオの一貫したテーマ性に感激した。
端的に言えば、
「ベビーシッターに勝手に洗礼されたせいでヴァチカンに攫われてカトリックにされたユダヤ人家族の子どもの話である」
…
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1851年〜のイタリアでの実話が題材と、モティーフが好みド真ん中を突いてきていたので、楽しみにしていた。そして、その期待よりも更によかった……。
最初は「2時間越え!? 長!」と思ったけど、展開はス…
ちょっと前ですが試写会で鑑賞。
全体的に重くて、実話ベースだからかそこまでアップダウンはないものの、だからこそ「もし自分が親だったら、当事者だったら」と考えさせられる作品。
作品自体も楽しめたが、…
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拉致ののち閉ざされた環境で、それが正しいと日々教育され(刷り込まれ)て成長したらすっかりその色に染められてしまうという話。
息子を取り戻すためにその後の人生を費やしたが叶わず、葬儀にも来てもらえなか…
教皇が権力を持っていた時代、家政婦が自分が働いている家の子供の病気から救う為、ユダヤ教の家なのにキリスト教の洗礼をしてしまう
その洗礼を報告した事によりキリスト教の施設で育てるべく誘拐される少年の生…
地味な実話モノ。中盤までの子供の話は、息子を取り返そうとする親たち、一方でストックホルム症候群よろしくカトリックに染まっていく息子が交互に描かれてハラハラしたが、終盤は普通の話になる。実話なので仕方…
>>続きを読むこの時代の劇だと蝋燭の火…灯の明かりが黄色っぽい感じの色合いや窓辺の光が登場人物の衣装や建築の内装などが雰囲気が映えると思うんすけど、そんな19世紀の世界で行われたの結果として誰も幸福にならない不毛…
>>続きを読む19世紀イタリアのユダヤ人街のユダヤ教家族の6歳の男児を連れ去ってカトリックに洗脳するという実話。ローマ教皇ピウス9世は神の名の下で少年たちを洗脳していたみたい。これはただの人さらい。ちょっと違うけ…
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