このレビューはネタバレを含みます
エドガルドの本当の家族はどっちだったんだろう
誘拐事件中心のサスペンスかと思ったが実際は2つの宗派の間で揺れる少年のヒューマンドラマに近かった
教皇押し倒したり遺体を川に投げ捨てるデモにシレッと参加するあたりまだユダヤ教徒として生きたい気持ちもあるのかと思いきや助けに来た軍を追い払ったり死に際の母親に洗礼を受けさせようとするところはキリスト教徒だった
どちらにもなれずに苦しんでいたのかも
宗教に詳しくないから異端審問所っていう字面から誘拐されたら最悪の事態に陥るのかと思ったけど子供のうちに改宗して教育を受ければ快適な生活を送れることを初めて知った
エドガルドが徐々に家に帰る気を無くすわけだ
