エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』に投稿された感想・評価

Halow

Halowの感想・評価

3.7

エドガルドが遊びで「解放だ!」と叫ぶと次のカットで反乱が起こり、別の場面ではエドガルドの祈祷に呼応するかのように軍が壁を破って突入してくる。
まるでエドガルドの封じ込められた内面が世界に影響を与えて…

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タイトルの出方がむっちゃカッコいい。その後も庵野映画よろしく場所や年月日が表示されるのだけどいちいちかっちょいい。子どもを窓から落とそうとする(逃すために)際にキャメラが外に出て引きの画に切り替わる…

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煙

煙の感想・評価

3.6

冒頭のカメラが歩行者を前から映すちょっとした長回し。バルバラ・ロンキ、ファウスト・ルッソ・アレジ、パオロ・ピエロボン、息子を亡くした母等から一粒の涙が流れる。教皇の銅像?が落ちる、壁が壊れる等の特撮…

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……宗教ってもうそれだけで世界が確立している。
宗教はわかりやすいがみな大なり小なり洗脳されてその世界に適応して生きて行く。
「#エドガルド・モルターラ #ある少年の数奇な運命」子供を洗脳して改宗させるなど許されません。宗教は自由意志で信仰されなければ意味が無いんです。
https://t.co/DKZMl8Jk3y

バロック的な陰影を刻印したライティング。エドガルドは布のなかに包まれて自分の居場所を確定させる。最初は母親の服の中、次はローマ教皇の服、最後は寝台のシーツ。エドガルドにとっての家が変容していく。布に…

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pier

pierの感想・評価

3.8

生後まもなくキリスト教の洗礼を受けたとして、枢機卿の命令により誘拐された7歳のユダヤ人少年エドガルド。
両親は世論や同胞を巻き込んで返還を求めるが、権力を保持したい教会は断固拒否する。
宗教の自由を…

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スピルバーグが映画化を断念した題材?

1940年90歳で亡くなるまで司祭だった話し。

1851年生後6ヶ月のエドガルドは病気で命が危ぶまれていたが、何とか一命をとりとめた。
それから6年後、突然…

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zaoka

zaokaの感想・評価

3.4

【キリスト教社会のあるドラマ】
かなりマイナ―系作品をハシゴ鑑賞③
※記録のみ、スルーしてください

宗教社会や人間の怖さを感じた💦
・・幸せとは何なのか...??

※キリスト教社会、教皇の権力が…

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ある日ユダヤ人の少年が誘拐されカトリック教徒として育てられる。イタリアに留まりイタリアを描き続けるベロッキオ。本作でも揺るがない史実に解釈を与えるベロッキオ調が炸裂。最後の最後まで引き込まれた。ベロ…

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