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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命のpierのレビュー・感想・評価

3.8
生後まもなくキリスト教の洗礼を受けたとして、枢機卿の命令により誘拐された7歳のユダヤ人少年エドガルド。
両親は世論や同胞を巻き込んで返還を求めるが、権力を保持したい教会は断固拒否する。
宗教の自由を奪われた者が、今度は人に押し付けるという恐ろしい悪循環。
危篤の母との対面シーンが本当に苦しく、こんな事態が罷り通っていた世の中にも驚き。
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