このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/03/18
ギトリ本人演じる教師がフランス史を17世紀まで遡って要約する。ヴァレンヌ事件、タンプル塔とか耳にしたのは受験期以来で懐かしい。世界史選択でよかった。…
フランス王制、帝政、共和制の変遷を偽史的に描く。ルイ15世のところやたら長いなと思ったら、そういうことかい!最後になって、これが戦争に備える映画であることに気付かされる。
鶏と人を吊るすモンタージ…
冒頭、タイトルバックに車輪。小学校校庭の移動撮影長回し。ギトリの板書。窓枠越し段差の会話。ディゾルブ。オーバーラップ。180°規則の完全無視。ロケ多い。珍しく群衆多い。群舞のシークエンスはクレーン撮…
>>続きを読む昨年のギトリ特集で見逃しちゃったやつ。
ギトリと一緒に学ぶ、シャンゼリゼを中心としたフランスの歴史!
史実とフィクションが入り乱れてるらしいけど、歴史とかに疎い自分としては、どっちがどっちやら…。…
ギトリ先生の楽しい世界史講座のつもりで観ていたのに結局助平ジジイばっか出てくるのも時代のせいつかギトリらしいと言うか。君主制と共和制の二つの政治体制の中心を貫くおぉシャンゼリゼが行き着く先の現代そし…
>>続きを読む教師のサシャ・ギトリが生徒たちにシャンゼリゼの歴史と、それに併走する自分の家庭史を語りかける。家族史における4代の男たちの生涯は正確に反復されていて、これを示す板書の説明が簡にして要を得ている。56…
>>続きを読む邦題の「さかのぼろう」は主に歴史のことなのだ。17世紀まで遡り、シャンゼリゼ通りの変遷を描いた、『王冠の真珠』と同じような趣向の映画だ。クレジットバックは馬車の車輪を繋いだ画面。クレジット開けは小…
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