レザーフェイスさんの映画レビュー・感想・評価

レザーフェイス

レザーフェイス

リスボン物語 4K レストア版(1995年製作の映画)

3.9

転がるタイヤ!!
ライブシーンが凄い。映画愛に満ちている。

WHOLE/ホール(2019年製作の映画)

3.6

対照的な両者。父親の不在。
克服することの出来ない日本社会における彼らのアイデンティティ

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.4

久々にこうゆうのが見たかった。
ジョンシナに拍手。ひたすら瞳孔が開いてる。

ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー(2022年製作の映画)

-

ローラマルヴィの登場が素晴らしい!!
分かりやすいmale gaze分析映画。
ヒッチコックとデパルマがやり玉に上げられるw
言い過ぎな部分もありつつも、賛同する部分もある。
ニナの姿勢としてこの方法
>>続きを読む

せかいのおわり(2004年製作の映画)

3.8

漂う00年代感。ラストの横移動と落とし穴に落ちるシーンが素晴らしい。
スクリーンで観たい!石井さんの見事な撮影。

息子の部屋(2001年製作の映画)

3.8

久々に見た。街の横移動が凄い良かった。
ランニングと喪失が呼応する。
ラストの家族のそれぞれの距離感が良い。

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

-

最後の不在、自動演奏のピアノが苦しい。
映像として存在したことの証は残る。
ライフワークと言える総括
セイゲンさんに新文芸でやって欲しい。再見したい。

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

3.8

こんなん若い時に見たらソフィアそれは真似したくなるよ。
10代の娘が居たら絶対見せたい美しさとサブカル的なアトモスフィアに包まれた作品。

深夜の告白(1944年製作の映画)

4.2

久々観ました。美しいヴェネツィアングラスのライティング。
アンクレットとタバコ、うまい。

プレイ‐獲物‐(2010年製作の映画)

3.7

面白い!!フランス映画にしながら良質ハリウッドアクションぽい。

クイーン・オブ・ダイヤモンド(1991年製作の映画)

3.8

ジャームッシュが見てそう!!
アケルマンみ溢れる。女性目線における徹底した物語。
男性的視点はなし。
カードをさばくシーンの怠情さが良い。終わることのない日常

夜を走る(2021年製作の映画)

3.7

終わりなき日常と裂け目。
来るとこまで来て人は踊り出す。

3階の見知らぬ男(1940年製作の映画)

3.9

フィルムノワールの本当の最初ではと言われる暗黒映画。
ラストとファムファターレの扱いがちょっと違う。
夢のシーンが見事。素晴らしい撮影
ドイツ表現主義

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.3

劇場版にしたくともやはりネタ切れな気がしてならない。
やはり過去作は凄い。カメラに観客に話しかけてくるとことかもはや少し寒さもある。

正義の行方(2024年製作の映画)

-

飯塚事件を誰かフィクションで撮る人が現れそうである。
正義を追求していく先に答えのない正義の面影が見える。
解決をした側と未解決とする側のコントラストが非常に良い。仕事として成し遂げた者と真実が何であ
>>続きを読む

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

4.0

卒業制作とは思えない。次作も絶対観たい監督であるのは間違い無い。
パンフレットの脚本を観ると場面の変更も上手く機能しているように思える。
メタの使い方も今作は考えられた使われ方である。
カメラの位置の
>>続きを読む

パリでかくれんぼ(1995年製作の映画)

4.2

走れ踊れ!!身体と歌、運動。
とんでもないものを見てしまった。再見必至!

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.7

「自分の好きなものを好きなやつは信用出来るし、神」という思考を自分もティーンエイジャーの時にしていたことを思い出す。
アングラコミック映画の令和版!
最後のクローズアップが最高。

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.8

色んな要素をごった煮にする大林監督。
ホラー、ノスタルジー、タブー、性愛。
フラグメントを抜き取ると同じ映画とは思えない。
鏡・写真のモチーフが良い。果たして私はそれを本当に観ているのだろうか?

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

素晴らしい!これが観たい100分映画の見本。
構成が見事かつ無駄がない。
最後の飛行機からゆっくり引いていくドーリーショットグッとくる。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

横移動。爽やかデート映画としては完璧。
ラストの抱擁はすごく良かった。
観光映画と言えるような気がするアジア人だからこそ見せるとことのできるNY。

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.7

やはり革命のベロッキオ!!
キリストの解放のシーンが凄い。
宗教の与える歪みを具現化した作品。

異人たち(2023年製作の映画)

3.8

音楽素晴らしい!!
ミニマルながら上手い変換。
しかし、ちょっと乗り切れないところもあった見直します。

No.10(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宇宙への布教。惑星を超える信仰。そう来るのか、どうしてそうなった?中々思いつかない発想。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

ラストが凄い!!そう来たのか。観客に突きつけられる問。エヴァ劇場版を思い出す。
アリアスター的失敗作としては素晴らしいと思う。
ここまでやり切れる。そしてすでに新作を撮っている。
母親への渇望と殺しと
>>続きを読む

新宿ボーイズ(1996年製作の映画)

-

この時代の新宿が最高。
好きなように生きるそれで良い。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

日本アカデミー賞を取りそうな映画。
オープニングとラストは良い。

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最高過ぎる。自分殺しでありながら、父親の
背中も見える。
『ウィッカーマン』的な展開であるがそう来るかという見事な展開。
人間の浅ましさと文明の残虐さが露呈する。
トリップしまくるすごい体験。Tim
>>続きを読む

幻舟(1989年製作の映画)

-

知らなかった花柳幻舟早すぎた人であるように思う。
着物を食う!!アナーキストの肖像

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

残酷なカルマ。
苦しみながらも決して逃げることの出来ない。
父親は決して諦めることが出来ないプロレスを手放さない。
それを手放すことでしか、そのカルマから逃れることが出来ない。
血縁で約束されたものを
>>続きを読む

(1998年製作の映画)

3.6

若松孝二が忘れられない。
田舎独特の不気味さ。

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.7

ミュージシャン陣が凄い。
三浦さん的モチーフにしっかり降りてくる。
笑顔で振り返るところが凄くよかった。
素晴らしき哉人生

>|