3. どちらでもよい
史実と違うところ多いって聞いていたけど、あまりそういう印象は受けなかった
自由奔放で美に強い執着を持ちながらも、優しい心の持ち主で、死を意識させる儚さもある。
この時代の中で…
地位があるゆえの閉ざされた生活
愛と居場所を求め
奇抜な行動に走るも
一層孤独感を深める
プライドと尊厳
制約ある生活でいかに自分らしさを保つのか
溢れ出る苦しみと葛藤
息苦しさで切なくなるも…
シネコンでこの映画がかかっている劇場の前を通った時にエリザベートが中指を立てているポスターを見て気になっていたのだが、そこまで過激な反体制映像ではなかった。
様式美にこだわる帝国の形式とは真逆の現…
現代でもしばしば「劣化」と歳をとったことを揶揄するような言葉が聞かれるけれど、うるさい、ほっといてくれ、だよなと思う。
歴史物なので、加齢への揶揄、固執やマンスプなシーンはままあるものの、主人公の…
公開時に映画館で観た時の印象が薄かったので再度U-NEXTで観賞してみることに。
原題は『CORSAGE』フランス語でコルセットという意味。
私的には邦題の『エリザベート1878』より原題のほうがし…
このレビューはネタバレを含みます
女性軽視、女性差別用語が並ぶ。
精神科病で不貞をしたと言われた女性患者が。拷問だあれは。
ヘロインが無害だと医者に言われエリザベートは体に打つはめになる。
息子は味方だった。
『父上に傷つけられな…
【無理だべーと2023】
1878年、オーストリア皇妃エリザベート40歳の1年間を描きます。
美貌の皇紀というイメージを叩き壊す、ヴィッキー・クリープスの怪演が見ものです。
精神的にも肉体的にも…
奔放に生きたオーストリア皇妃の孤高の一年を綴った1878年のエリザベート。全ての共感を跳ね除け、凡ゆる可能性を持て余す彼女の分からなさをノリまくるヴィッキー・クリープスが好演。ロケーションと美術の美…
>>続きを読む© 2022 FILM AG - SAMSA FILM - KOMPLIZEN FILM - KAZAK PRODUCTIONS - ORF FILM/FERNSEH-ABKOMMEN - ZDF/ARTE - ARTE FRANCE CINEMA