タイトルにあるブッシュが1ミリも出てこないところに、権力や国際社会の構造上の問題を強く感じさせる
ラビエの母としての豪放磊落っぷりとは裏腹に、ベットでひとり啜り泣く姿や言語の壁を感じスピーチを躊躇う…
グアンタナモ収容所に収監されてしまった長男を救うべく、肝っ玉母ちゃんが右往左往する、っちゅう話
弁護士さんとのやり取りがおもしろいとこあるから、ちょこっと笑えたりするんだけど、最後に今度感動するんだ…
ラストで示される通りかなり重めの題材であり実話。
しかしミセス・クルナスのキャラもありかなり見やすい作品に。この辺は好みが別れるのかな。
「親にとって子はいつまでも子供」を体現するような愛に溢れ突き…
ドイツに暮らすイスラム教のトルコ移民。
長男が911テロ後、旅先のパキスタンでタリバンの疑いをかけられキューバの米軍基地収容所に収監されてしまう。
無実を信じ、母はあらゆる手段で弁護士とともに奮…
このレビューはネタバレを含みます
●『モーリタニアン 黒塗りの記録(2021)』を観てたので、グアンタナモ収容所のコトは知ってた。
●あちらの作品でもそうだけど、主要登場人物が『明るくてタフ』である。そうでなければ『理不尽すぎて観…
ミセスクルナスが無実の息子を取り戻すための1786日間。
彼女のお人柄か、重い事実に基づくストーリーであってもどこかあっけらかんとした空気が漂っている。息子のために泣き、考え、行動する。前向きに頑張…
事実に忠実に真面目にコメディタッチで作った作品で弁護士に魅力があるが高揚感はない。ミセスクルナスが子供っぽく辛い。母親と息子の関係が描かれずそこはつまらない。結婚した息子にあそこまで過保護にするだろ…
>>続きを読む予告からは想像もできない凄惨な事件に
果敢に健気に厚かましく闘うMrs.クルナス。
テン年代のアメリカの悪性を象徴する
グアンタナモでの非人道的な行いが
不自然なほど能天気なタッチで描かれる。
…
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