ミルコさんの映画レビュー・感想・評価

ミルコ

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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.3

表面上は三角関係のストーリーではありながら男性アスリートの身体の見せ方や試合でのカメラワーク、演出が匂い立つようなエロスに溢れた監督の趣味が全面に表れた作品。だからといって男性・女性ともに楽しめるしか>>続きを読む

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.0

人間の身体の造形、動く姿の美しさ
もうずっと観ていられる
アイロンのシーンがツボ
実は
監督の趣味全開なのでは?

情熱の王国(2021年製作の映画)

4.2

舞台に向けたキャスト、演出、ダンサーたちそれぞれの生活などを織り混ぜてラストの高揚感
長くスペインの歴史を見てきた監督ならではの素晴らしい作品を観た!

アニーティ -赤いチョコレート(2023年製作の映画)

3.8

アルジュン・ダースが良かったので観てよかった。
貧困は辛い、インドによくあるストーリーだがダースのサイコパスぶりは見応えがあった。
最後は「火の道」のように泣かせる。

トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代(2024年製作の映画)

3.7

最初は知らない人物ばかり出てきて不安になったが、内容は音楽ドキュメンタリーの様式で加藤和彦の活動を丁寧に紹介していた。よく知らない者にもわかりやすかった。トノバンも非凡な才能を持つが、クリス・トーマス>>続きを読む

FARANG/ファラン(2023年製作の映画)

3.6

ストーリーもアクションもこのジャンルの王道。タイで撮影されているのが新鮮。アクションも良いが後に何も残らない。

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.7

イスタンブールの港で暮らす猫たちと猫に助けられる人たち。
猫目線の映像とネズミをハントする姿が可愛い。

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.2

フュリオサはほとんど喋らず目で語る
知的で芸術的
ジョージ・ミラーらしい

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

3.4

事実に忠実に真面目にコメディタッチで作った作品で弁護士に魅力があるが高揚感はない。ミセスクルナスが子供っぽく辛い。母親と息子の関係が描かれずそこはつまらない。結婚した息子にあそこまで過保護にするだろう>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

4.0

ものすごい緊張感で目が離せない。美しいハッとさせる映像とカット、この監督只者ではないと思ったらクローネンバーグに影響を受けてるらしい。さすがの出血ボディホラー。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.5

明るい太陽のもとバカ親とクソガキを見るのが辛い
ボビーが一定の優しさを見せるのがまた辛い
教育は大事、そレがテーマの作品ではないが…

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

4.2

移民問題は2世3世と続く中、白人男性のアッパークラスの市長と、アフリカ系男性の副市長。新たな問題提起。移民のための法律は無い。日本の将来を見た気がした。

シド・バレット 独りぼっちの狂気(2023年製作の映画)

3.5

興味深いインタヴュー映像に、アート映画のような映像が挟まれる

ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.5

アメリカや日本なら全く違う話になっているだろう
と興味深く観た

ティアーズ・オブ・ブラッド(2022年製作の映画)

4.4

素晴らしい。面白い映画のお手本というような現代のノワール・アクション
CGや銃撃戦や組織の残酷さよりも、男性の心を追うスリーリーは哀しいが美しい
映像も暗くなく美しい
このような映画は何度観ても飽きな
>>続きを読む

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.7

冒頭に
父の人生を忠実に再現しましたとの言葉
現代の映画なので家やスタジオ、衣服やライブシーンなどがきれいすぎるけれど確かにボブ・マーリーがどんな人生を生きたかよく表現されていた。

PS-1 黄金の河(2022年製作の映画)

3.8

冒頭の簡単な説明から壮大な旅と戦闘と陰謀が始まる。陸と海の戦いのシーンや象が強さを見せるのが新鮮。登場人物は皆気品あるが過去や恋愛にトラウマ。
地名や人物相関図はPS2までにパンフで確認しておこう。

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男(2006年製作の映画)

3.5

実話ベース
「山田五郎大人の教養講座」
で紹介されていて興味を持ち鑑賞
時代感が魅力な良作
詐欺師はニコケイにやらせるともっと感情移入できる

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

ただの胸糞ではなく細部まで作り込んであるため飽きずに見られる。監督の才能を感じた。