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花子とアンのmanamiのレビュー・感想・評価

花子とアン(2014年製作のドラマ)
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大河放送開始に合わせて。ちょうど10年前なのか。それにしては吉高由里子のビジュアルが変わらなすぎて、「私も(いろんな意味で)もっと頑張ろ」ってなる。
男女の役割分担がごく幼いうちからきっちり決められていた時代。おとうの先見の明がすごい!そして本を触っただけで大喜びする花子の姿に、すでに泣けてくる。
そんな彼女が勉強する機会を与えられ、出版の仕事に携わり、外国の本を日本の子ども達へと届けるようになる。ああ、また泣ける…。
私は小学生の頃、『赤毛のアン』が大好きだった。新潮文庫のシリーズで言うところの『アンの青春』『アンの愛情』『アンの友達』『アンの幸福』『アンの夢の家』『炉辺荘(イングルサイド)のアン』までは読んだ。
今作には登場人物や花子の人物像などにアンへのオマージュが詰め込まれていて、それも楽しくて嬉しい。まさに『花子とアン』というタイトルに相応しい内容だった。花子と関わりのあった人々が、完成し出版された本の各々に当てはまる箇所を読み上げていくシーンで、また泣いてしまうわ。
そして放送当時、主役を上回るほどの話題を集めたのが蓮様。今見てもやはりとんでもなく個性の強いキャラクターだし、仲間由紀恵が最高だわ。
「全国のお小さい方々、ごきげんよう」
「ごきげんよう、さようなら」
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