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侵入者たちの晩餐のmanamiのレビュー・感想・評価

侵入者たちの晩餐(2024年製作のドラマ)
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エレベーターに乗ると階数表示を見上げちゃうとか、特に言及すらされないような、いかにもバカリズムらしいリアルな描写があったり。
かと思えば、手袋もしないであちこち触るとか、監視カメラが存在しない世界線なのかなってくらい、バカリズム脚本にしては雑な部分もあったり。
伏線も、そこまで親切にしてくれなくてもいいのにと、なんだか恐縮しちゃうほどの分かりやすい提示ね。
でも総合的には「面白い」が優勢だな。会話の端々で細かい笑いを連打してくるスタイルは、やはり好きだわ。自分たちの計画を正当化しようとするくだり、ほんとしつこくて笑える。脱プリどうこうも、「コワイ」より「キモい」が悪なのも、ずっとニヤニヤしながら観ちゃってた。
キャストも最高じゃんね、まずメインが菊地凛子、平岩紙、吉田羊だなんて、もうそれだけで「分かってるねー」ってなるよね。その上、池松壮亮には情けない役やらせるし、白石麻衣のキャリアには既視感めちゃくちゃあるし、東京03角田に「キモい」浴びせまくるし。
ウレロシリーズ、また続編やってほしいなぁ。
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