回想シーンでご飯3杯いける

シー・ハルク:ザ・アトーニーの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

3.5
弁護士として働くハルク(ブルーズ・バナー)の従姉妹ジェニファー・ウォルターズが、従兄弟の血に触れてしまい、シー・ハルクになってしまうという話。

全体的には法廷コメディになっていて、スーパーヒーローやヴィランの行動が法に触れ、裁判沙汰になってしまうというストーリーは、なかなか斬新だ。MCUシリーズの作品ではあるが、そこから一線を置いたメタ作品としての性質が強く、X-MENシリーズに於けるデッドプールに似た存在とも言えそう。

主演のタチアナ・マスラニーがジェニファー・ウォルターズとして演じているシーンが、各媒体で紹介されている緑色の顔に比べて格段にキュートで、ヒーロー・ドラマというより、ロマコメ風味の法廷ドラマとして楽しむ作品だと思う。

ただ、最終話が、、、、つまらないわけでは無いのだが、それまで積み上げてきた弁護士としての話が台無しで、ちょっと肩透かしを食らった気分。