まめだいふくさんの映画レビュー・感想・評価

まめだいふく

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ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.0

  ‶神はデメテル号を見捨てた”

 船に積んだ荷の中に吸血鬼が入っていてさあ大変! というお話。

 全編、ほぼ船上で展開されるので、ワンシチュエーションものと定義してもいいのかな?
 ゴシックホラ
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スウィート・ロード(1989年製作の映画)

3.0

 なぜかカリフォルニアに行きたがっている自閉症(?)ぎみな腹違いの弟ジミーのために、少年コーリーはジミーと一緒にカリフォルニアへと旅立つ。
 途中で出会ったおませな女の子ヘイリーも加わって、旅費が乏し
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.0

 「エイプ 集まる 強い」

 なんか最近映画館でサルばっか見てるな。大体サル同士でケンカしてて、人間は蚊帳の外。

 さて、本作は2011年の『猿の惑星:創世記』、2014年の『猿の惑星:新世紀』、
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デッド・フィッシュ(2004年製作の映画)

3.0

 「最後には すべて丸く収まる この不思議」

 携帯電話の取り違えから始まるサスペンス・アクション……の皮をかぶったコメディ。
 ジャケ写からゲイリー・オールドマンvsロバート・カーライルの殺るか殺
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氷がすべてを隔てても(2022年製作の映画)

3.0

 「突然 氷の向こうから女性が現れたらどうします?」

 美しさと残酷さのふたつの顔を併せ持つ白銀の世界、グリーンランドでふたり暮らし。実話ベース。
 犬好きな方には酷なシーンも。
 大事なことはメモ
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アウトレイジ・ギャング(2013年製作の映画)

3.0

 「これは死んだ男の物語だ」

 世界の北野のヤクザ映画……ではない。原題のままでいいと思うのだが、どうして日本の映画会社はこう安っぽい邦題に変えたがるのか。

 内容は、ギャングファミリー内でのゴタ
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 「オスカーをもらう姿が 俺には見えてきたぞ」

 くせ者女性監督の下、くせ者俳優二人をW主演に置き、いざ映画製作……うまくいくわけねぇ! というお話。
 俳優二人のやり合いが、まあ子供の喧嘩ですわ。
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チェイシング(2018年製作の映画)

3.0

 「こちょこちょ」

 何だろう、面白くなりそうな雰囲気は醸し出しているんだけど、何かが足りないのか、最後まで「面白い!」とならないサスペンス。いろいろと無理のある設定や展開が原因かも。

 この、何
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.0

 「苦悩に向き合う手助けをしよう」

 宇宙雲を調べに行ったら宇宙蜘蛛に出くわしたお話。

 蜘蛛が苦手な人は絶対に耐えられないだろうな。何といってもリアル過ぎる。抱き合うシーンなんて感動する場面なん
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サバイビング・ゲーム(1994年製作の映画)

3.0

 「野性の本能を磨け」

 人間狩りを題材にしたアクションスリラー。この手のジャンルの元祖?

 時間と金を持て余している富豪たちのゲームで、獲物としての人間を山林に放ち、それを追いかけて狩るという単
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レイモンド&レイ(2022年製作の映画)

3.0

「自分の親の通夜で 受付係に手を出すな」

 父の他界を機に久しぶりに再会した兄弟。二人にとっては決していい父親とは言えなかった。そんな父親が「自分の墓穴を機械を使わずに掘れ」という遺言を遺していた。
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ファンハウス/惨劇の館(1981年製作の映画)

3.0

 「神さまは見てなさる」

 カーニバルでダブルデートを楽しむ4人の男女。その中のアホな一人がファンハウスというお化け屋敷の中で一晩明かそうと提案し、屋敷内で身を潜めていたが、そこで殺人事件を目撃して
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

 「バットや火炎瓶を欲しがる子はいないのか?」

 クリスマスも近づいてきたことだし、サンタ映画を観てみた。
 「まだ5月だぞ」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、いやいや、あっという間にやってきま
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パラダイス(1982年製作の映画)

3.0

 時は19世紀末。バグダッドからイギリスへ向かうキャラバンがジャッカルという男率いる蛮族に襲撃される。ジャッカルの目的はイギリス人少女のサラ。サラは従者のジョフリーと、途中でキャラバンに加わったアメリ>>続きを読む

スウォーズマン/女神伝説の章(1992年製作の映画)

3.0

 「奴は超力のために一物を切った」

 スウォーズマン?  ‶ス” はいらないんじゃね? ウォーズマンでよくね? 「コーホー」
 なんてくだらないこと考えてたけど、なるほど『SWORDS MAN』か。
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.0

 「次の嘘に期待を」

 ローズ・バーンに舐められたい。
 現職vs農夫の町長選挙を描くドラマ。
 てっきり実話ものかと思った。
 投票結果の行方は誰にも予想できない。
 どっちが勝ってもおかしい。
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子熊物語(1988年製作の映画)

3.0

 落石で母を失った子熊と、ハンターに猟銃で撃たれた手負いの雄熊。この赤の他人……もとい赤の他熊同士が偶然出会い、共に行動し始める。そんな二頭にハンターたちが忍び寄る。

 パリ動物園の協力のもとに制作
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.0

 「涙を流さないなら 血を流させる」

 就業規則で社内恋愛は禁止となっている会社内で、こっそりと付き合っていたルークとエミリー。婚約もし、ルークには昇進の噂が立ち、二人は幸せ街道まっしぐらかと思われ
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エスケープ(1994年製作の映画)

3.0

 完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
 これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画
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ザ・レイク(2022年製作の映画)

3.0

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!

 ガサゴソ動いてるでっけぇ卵を見つけた少女が「こいつ、動くぞ!!」ってんで、軽々と持ち上げて家に持って帰ったら、姉から「捨ててきなさい」と言われてそのまま卵と
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スワン・ソング(2021年製作の映画)

3.0

 不治の病に侵されたキャメロンは、自分の死によって家族が悲しむことが何よりもつらいと考えていた。そこで彼は最後の手段として、とある実験の被験者となることを決意する。それは、自分の記憶を移植した、自分と>>続きを読む

ミステリー・デイト(1991年製作の映画)

3.0

  ‶壷の中を見よ”

 内気な大学生トムが兄の粋(?)な計らいで、気になっていた女の子ジーナとデートをするチャンスに恵まれる。
 兄のスーツ、兄のクレジットカード、そして無断拝借した兄のオープンカー
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 「あなたが私の故郷」

 ざっくり言うと、地下深くで粋がってるテナガザルをゴッヅィラとコングが懲らしめるお話。人間は添え物。

 まず序盤、コングは虫歯に悩まされ、ゴッヅィラはイタリアで使徒みたいな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

 「メル・ブルックスも忘れちゃいけません」

 ずーっとターのターン。

 もう、とにかくケイト・ブランシェットの演技に圧倒されっぱなし。
 長ゼリフ、本物としか思えないマエストロっぷり、流暢なドイツ
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虎は新鮮な肉を好む(1964年製作の映画)

3.0

 「Très bien?」

 トルコ ー フランス間の戦闘機売買の商談のさなか、トルコの大臣暗殺計画が実行されようとしていた。 ‶虎” の異名を持つスパイ、ロジェ・ラピエールとその仲間たちは、すんで
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.0

 「涙が流れるなら 嬉し涙でありますように」

 うわあああ!! すごく、すっごく良かった!!
 宗教臭かったらどうしようとか心配していたけれど、思いの外コミカルな作りで、クリスチャンかどうかとか、そ
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スプートニク(2020年製作の映画)

3.0

 「2人 宇宙に送ったら 増えて戻ってきた」

 スープと肉? いえ、スプートニクです。ロシア語で衛星という意味らしいです。
 まず、壮大な宇宙戦争を思わせるジャケ写は嘘の塊。ストーリーは、ほぼとある
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黙秘(1995年製作の映画)

3.0

 「事故は 不幸な女の いい友達よ」

 スティーヴン・キングがキャシー・ベイツのために書き下ろしたミステリー小説の映画化。
 確かにこの役はキャシー・ベイツ以外考えられないかもなー、と思わせる名演。
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ワイルド・リベンジ(2022年製作の映画)

3.0

 「犯すべき罪が残ってる」

 ヤク漬けカップルが婚約を機に自力で薬を断ち切る決心をする。
 禁断症状に苦しみながらも、何とか乗り越え、身も心もクリーンになった二人。これから幸せな生活が待っていると思
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.0

 「くっつくな 妊娠しちゃうだろ」

 おいおい、これ続編なんて聞いてないよ~。道理で理解しがたい点がチラホラあると思ったよ。邦題にもちゃんと『2』をつけてよ。そもそも呪餐ってどういう意味よ? しかも
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ミッシング(1982年製作の映画)

3.0

 「必ず息子を見つけ出す たとえ死体でも」

 南米チリ。クーデターの勃発と戒厳令により、国中が混乱を極めている最中、現地で暮らしていたアメリカ人男性チャーリーが失踪する。
 アメリカに住むチャーリー
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アダム -神の使い 悪魔の子-(2004年製作の映画)

3.0

 事故死した息子をクローン再生しちゃった夫婦に降りかかる恐怖。

 クローン人間というテーマは良く映画で使われており、大体SFかホラーが定番。
 で、本作は……ウーン、なんか、何もかもが中途半端な印象
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.0

 「言うだろ?  ‶人生は舞台” ってさ」

 タイトルはアルフレッド・ヒッチコックの『知りすぎていた男』のもじりなのは言うまでもない。
 どっかのお笑いコンビのコントみたく、お互いの勘違いと思い込み
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チェリー(2021年製作の映画)

3.0

 「俺は23歳 いまだに世の中ってものが理解できない」

 俳優トム・ホランドの新境地か。
 PTSDに苦しむ帰還兵という難しい役どころを全身全霊で演じ切っている。
 あんなトム・ホランド、こんなトム
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.0

 「記憶のように生々しい夢を見たことがあるか?」

 前前前世の記憶が色々フラッシュバックする男のお話。
 なぜか日本刀をイチから作れたり、ブルキナファソの首都知ってたり……それらがたくさんの前世の記
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.0

 「私たちを弱くするのが 2人の強みね」

 ラジウム発見してノーベル賞取った女の人ぐらいしか知識のなかったキュリー夫人を学ぶ。

 科学者として、妻として、そして母親として、彼女はどう生きたのか。
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