まめだいふくさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まめだいふく

まめだいふく

映画(3742)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

スワン・ソング(2021年製作の映画)

3.0

 不治の病に侵されたキャメロンは、自分の死によって家族が悲しむことが何よりもつらいと考えていた。そこで彼は最後の手段として、とある実験の被験者となることを決意する。それは、自分の記憶を移植した、自分と>>続きを読む

ミステリー・デイト(1991年製作の映画)

3.0

  ‶壷の中を見よ”

 内気な大学生トムが兄の粋(?)な計らいで、気になっていた女の子ジーナとデートをするチャンスに恵まれる。
 兄のスーツ、兄のクレジットカード、そして無断拝借した兄のオープンカー
>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 「あなたが私の故郷」

 ざっくり言うと、地下深くで粋がってるテナガザルをゴッヅィラとコングが懲らしめるお話。人間は添え物。

 まず序盤、コングは虫歯に悩まされ、ゴッヅィラはイタリアで使徒みたいな
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

 「メル・ブルックスも忘れちゃいけません」

 ずーっとターのターン。

 もう、とにかくケイト・ブランシェットの演技に圧倒されっぱなし。
 長ゼリフ、本物としか思えないマエストロっぷり、流暢なドイツ
>>続きを読む

虎は新鮮な肉を好む(1964年製作の映画)

3.0

 「Très bien?」

 トルコ ー フランス間の戦闘機売買の商談のさなか、トルコの大臣暗殺計画が実行されようとしていた。 ‶虎” の異名を持つスパイ、ロジェ・ラピエールとその仲間たちは、すんで
>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.0

 「涙が流れるなら 嬉し涙でありますように」

 うわあああ!! すごく、すっごく良かった!!
 宗教臭かったらどうしようとか心配していたけれど、思いの外コミカルな作りで、クリスチャンかどうかとか、そ
>>続きを読む

スプートニク(2020年製作の映画)

3.0

 「2人 宇宙に送ったら 増えて戻ってきた」

 スープと肉? いえ、スプートニクです。ロシア語で衛星という意味らしいです。
 まず、壮大な宇宙戦争を思わせるジャケ写は嘘の塊。ストーリーは、ほぼとある
>>続きを読む

黙秘(1995年製作の映画)

3.0

 「事故は 不幸な女の いい友達よ」

 スティーヴン・キングがキャシー・ベイツのために書き下ろしたミステリー小説の映画化。
 確かにこの役はキャシー・ベイツ以外考えられないかもなー、と思わせる名演。
>>続きを読む

ワイルド・リベンジ(2022年製作の映画)

3.0

 「犯すべき罪が残ってる」

 ヤク漬けカップルが婚約を機に自力で薬を断ち切る決心をする。
 禁断症状に苦しみながらも、何とか乗り越え、身も心もクリーンになった二人。これから幸せな生活が待っていると思
>>続きを読む

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.0

 「くっつくな 妊娠しちゃうだろ」

 おいおい、これ続編なんて聞いてないよ~。道理で理解しがたい点がチラホラあると思ったよ。邦題にもちゃんと『2』をつけてよ。そもそも呪餐ってどういう意味よ? しかも
>>続きを読む

ミッシング(1982年製作の映画)

3.0

 「必ず息子を見つけ出す たとえ死体でも」

 南米チリ。クーデターの勃発と戒厳令により、国中が混乱を極めている最中、現地で暮らしていたアメリカ人男性チャーリーが失踪する。
 アメリカに住むチャーリー
>>続きを読む

アダム -神の使い 悪魔の子-(2004年製作の映画)

3.0

 事故死した息子をクローン再生しちゃった夫婦に降りかかる恐怖。

 クローン人間というテーマは良く映画で使われており、大体SFかホラーが定番。
 で、本作は……ウーン、なんか、何もかもが中途半端な印象
>>続きを読む

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.0

 「言うだろ?  ‶人生は舞台” ってさ」

 タイトルはアルフレッド・ヒッチコックの『知りすぎていた男』のもじりなのは言うまでもない。
 どっかのお笑いコンビのコントみたく、お互いの勘違いと思い込み
>>続きを読む

チェリー(2021年製作の映画)

3.0

 「俺は23歳 いまだに世の中ってものが理解できない」

 俳優トム・ホランドの新境地か。
 PTSDに苦しむ帰還兵という難しい役どころを全身全霊で演じ切っている。
 あんなトム・ホランド、こんなトム
>>続きを読む

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.0

 「記憶のように生々しい夢を見たことがあるか?」

 前前前世の記憶が色々フラッシュバックする男のお話。
 なぜか日本刀をイチから作れたり、ブルキナファソの首都知ってたり……それらがたくさんの前世の記
>>続きを読む

キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.0

 「私たちを弱くするのが 2人の強みね」

 ラジウム発見してノーベル賞取った女の人ぐらいしか知識のなかったキュリー夫人を学ぶ。

 科学者として、妻として、そして母親として、彼女はどう生きたのか。
>>続きを読む

惑星アルカナル/宇宙からの使者(1990年製作の映画)

3.0

 辺境の惑星の異星人たちの暮らしを観察する地球人。とある星にあるアルカナル国では、まるで地球の中世時代の世界が展開され、独裁者による残虐極まる支配のもと、罪もない人々が次々と殺される、血みどろの様相を>>続きを読む

デス・ストーム(2021年製作の映画)

3.0

 小さな町ミニンワの住民たちの人間模様を描く群像劇が延々と続き、あれ? これってディザスタームービーじゃなかったっけ? 竜巻はいつ来るんだ?? と、ずーっと思いながらの鑑賞。
 で、後半になって、つい
>>続きを読む

キス★キス★バン★バン(2000年製作の映画)

3.0

 腕の衰えを感じて殺し屋を引退した男フィリックスが次に就いた仕事は、過保護な父親のもとで育てられ、33年間、一度も外に出たことのない男ババの世話だった!
 ババを無理やり外に連れ出し、大人の社会を教え
>>続きを読む

200X年 翔(1992年製作の映画)

3.0

 ブラックホールの爆発により地球に降り注いだ素粒子が人間の遺伝子に悪影響を与え、異常成長する子供たちが次々に誕生してしまう中、同じ症状を持つ我が子を救う方法を探る父親の奮闘を描く、日本を舞台としたSF>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.0

 「周囲が課した限界など信じない」

 こりゃまたすごい人がいたもんだ。独りよがりで、周りの人は自分に協力して当然みたいな態度が若干鼻につくけれど、諦めずに何度も挑む精神は本当に尊敬する。
 ナイアド
>>続きを読む

マクベス(2021年製作の映画)

3.0

 「短剣ではないか そこに見えるのは 手に取れと言わんばかりに? よし 掴んでやる……」のセリフだけ、本も読んだことないし、舞台も見たことないのに、なぜか記憶にあるシェイクスピアの戯曲『マクベス』を、>>続きを読む

インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.0

 せっかくだから俺はこの赤の扉を描くぜ!

 グロ……じゃなくてゲロ多し。

 『インシディアス』シリーズ第5弾。時系列では『インシディアス 第2章』の続き。
 どういう経緯かは知らないけれど、父親役
>>続きを読む

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.0

 「なぜ 毎晩ギョウザを食べないの?」

 友達と悪いことして学校に親を呼ばれて、両親を悲しませ、怒らせ、失望させ、それでも友達は友達だし、自分のやりたいことやりたいし、でも両親はそれを許してくれない
>>続きを読む

ルルの冒険 〜黄金の魂〜(2007年製作の映画)

3.0

 どこにでもいそうな女の子ルルが、幽霊に体を乗っ取られた弟と高所恐怖症の近所の少年とインチキ臭い心霊研究家のオッサンと共に孤島にいるネクロマンサーと戦うお話。

 タイトルが『ライラの冒険 黄金の羅針
>>続きを読む

ミッドナイトマン(2016年製作の映画)

3.0

 「 ‶クソ” の丁寧語は?」

 「私は痛みを感じない超人だ」ってんで、主人公が撃たれても刺されても平気な顔でバッタバッタと殺しまくるアクションかと思いきや、主人公のその特性を序盤で早々にぶっ潰して
>>続きを読む

史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.0

 嘘のようなホントの話。
 戦地にいる仲間たちに地元のビールを届けよう大作戦を一人で決行した、行動力はあるけどおバカな男の物語。

 テレビ画面を通してしか知らないベトナム戦争。行き当たりばったりだけ
>>続きを読む

SPOOKS スプークス MI-5(2015年製作の映画)

3.0

 「 ‶国を裏切ってない” と言えるか」

 イギリスのTVドラマシリーズ『MI-5 英国機密諜報部』の映画化。
 本作だけ鑑賞してもさほど問題はないけれど、ストーリーがドラマから繋がっているらしいの
>>続きを読む

コーリング(2002年製作の映画)

3.0

 この声が聞こえるかい?

 医師ジョーは、同じく医師だった妻エミリーをベネズエラのバス転落事故で失っていた。
 喪失感を打ち消そうと、ひたすら仕事に打ち込むジョー。そんな彼の身の回りで不可解な現象が
>>続きを読む

ウォリアークイーン(2003年製作の映画)

3.0

 今を時めく俳優たちの映画デビュー作を観てみようシリーズ『あの人は昔』、エミリー・ブラント編。

 「虐殺が紛争の解決手段とは 幼稚だと思わんか?」

 ローマ帝国vs戦闘民族ケルト人を描く歴史スペク
>>続きを読む

デート&ナイト(2010年製作の映画)

3.0

 「空のグラスで乾杯は不吉よ」

 赤の他人を騙って高級レストランの予約席を横取りした夫婦がとんでもない事態に巻き込まれるアクション・コメディ。

 原題には ‶&” が入っていないのに、あえて邦題に
>>続きを読む

パーマー(2021年製作の映画)

3.0

 仮出所の男と育児放棄された少年との絆を描くヒューマンドラマ。
 最初は鬱陶しく思っていた少年が徐々に気にかかるようになっていく。あの共通点が一番大きかったのかな。
 一度人生を転落しかけた男の再生の
>>続きを読む

ブラック・サイト 危険区域(2022年製作の映画)

3.0

 「ようやくわかった 本当の敵が誰なのか」

 それなりに緊迫感はあるけれど、どうもリアリティに欠けるし、CIAってこんなに無能なの? って思うほどみんな使えないしで、あまりいい出来とは言えなかったな
>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 世界は ‶氷” に閉ざされる

 懐旧の情にかられた前作と比べると、今回はやはり初代メンバーが顔をそろえてもさほどの感動はなかった。はっきり言ってしまうと、彼らが登場しなくてもストーリー上、ほぼ何の
>>続きを読む

推定無罪(1990年製作の映画)

3.0

 「真実の発見なくして 正義は望めない」

 あの人もこの人も秘密を抱えている。
 なかなか見応えのあるサスペンスだった。
 ハリソン・フォードが主演だけど、法廷シーンではラウル・ジュリアの独壇場だっ
>>続きを読む

アイスクリーム・パーラー(1985年製作の映画)

3.0

 完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
 これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画
>>続きを読む