まめだいふく

ドラキュラ/デメテル号最期の航海のまめだいふくのレビュー・感想・評価

3.0
  ‶神はデメテル号を見捨てた”

 船に積んだ荷の中に吸血鬼が入っていてさあ大変! というお話。

 全編、ほぼ船上で展開されるので、ワンシチュエーションものと定義してもいいのかな?
 ゴシックホラーとしての雰囲気は抜群に良いが、暗いシーンが多くて見えづらいのが残念。
 クルーたちが次々に怪物に襲われていく展開は『エイリアン』っぽい。○○も容赦なく犠牲に。
 ドラキュラというと、見た目は紳士風で、マントを翻して……みたいなイメージだけど、本作のドラキュラの容姿は普通に化け物。翼が最初から生えているので蝙蝠に変身もしない。
 そんなドラキュラを誰がどうやって木箱に閉じ込めたのかが謎過ぎる。原作を読めばわかるのかな。

 なんか続編を匂わす終わり方をしたけれど、本作って本来は『ダーク・ユニバース』の一つとなるはずだったドラキュラ映画?
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