鉄さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

FAKE(2016年製作の映画)

4.2

騒動後の佐村河内守の生活を追ったドキュメンタリー映画。

ボーッと観てると「佐村河内さんも中々大変なのね😢」っていう感じが若干してくるんだけど、後半になっていくにつれて「この人言ってることおかしくない
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

オリヴィア・コールマンが砂で作ったお城をぶっ壊す映画。

所謂「映画愛」についての映画とかだと押し付けがましい感じしてきて嫌だなぁとか思ってたんだけど、どちらかというと映画館の映画って感じ。1980年
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.3

アン・ハサウェイがソウルで怪獣になって暴れる映画。

てっきりおバカなSF怪獣コメディかと思いきやそうではなく、飲酒トラブルやDV、女性の自立についてのお話だった。地面に謝罪文書くところが好き。それに
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幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)

2.2

エドワード・ノートンが奇術で昔の幼馴染と駆け落ちする映画。

マジック主題で昔の時代の映画っつったらプレステージは連想しちゃう。大前提として映画でマジックを見せられても「まぁ何とでも出来るもんね」ぐら
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.4

有村架純が弁当屋で弁当を売る映画。

何時もの日常モノに比べて、このちひろさんというキャラクターがファンタジックな事もあってか寓話感がある。クスッと笑える台詞回しや人と人との絶妙な距離感からくる可笑し
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.4

いじめられっ子が隣に引っ越してきた吸血鬼に恋をする映画。

おっかなびっくりの吸血鬼ホラーではなく、少年少女の淡い青春映画の趣。孤独な者同士がやっとお互いに心を開ける相手と出会ったはいいものの…な感じ
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.2

門脇麦が指輪を血眼になって探す映画。

とっても静かで若干複雑な関係の倦怠夫婦モノ。田村健太郎演じる文則は最初そんなに嫌な人には見えなくて「まぁこれからやり直しなよ😅」って思うんだけど、途中から「これ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

朝鮮から日本に帰ってきた井浦新が百姓として頑張る映画。

関東大震災の際に起こった朝鮮人虐殺についての話である事は知ってたんだけど「自警団らが香川から訪れた人々を朝鮮人だと勘違いして殺した事件」である
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ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

3.8

飛行機が不時着した場所が人食いオオカミの群生地だったので、リーアム・ニーソンが頑張ってサバイブする映画。

前半は夜だから仕方ないんだけど、余りにも暗くてよく見えない。ただ、奴らの光る眼で存在が分かる
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.1

インドのスパイとパキスタンから送り込まれたテロリストが殺し合いをする映画。

初っ端の脱出シーン、アバンから「こういうアホ丸出しテンションの大味アクション映画ですよ!」という宣言がされていて、思ったよ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

ジェイソン・シュワルツマンが子供たちに妻が亡くなった事を報告することに躊躇ってウジウジする映画。

毎度おなじみの可愛くてお洒落なセットや衣装や小道具が、今回もどれもキラキラしていて見てるだけで楽しい
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BECK(2010年製作の映画)

1.1

佐藤健がやたらと他人に対して上から目線な水嶋ヒロと一緒にバンドを結成する映画。

佐藤健が歌うシーンが無くてびっくり。これ音楽映画なんですよね?バンドのボーカルで尚且つ「歌声を聞いた人は皆1発で惚れ惚
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.6

ユダヤ人女性がスパイとなって家族の復讐をする映画。

ミステリー仕立ての面白さが主軸で、これだけでも非常に見応えがあるんだけど、一方で人間というものの複雑さというか、一筋縄ではいかなさみたいなものが描
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ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

4.4

孫と二人暮しのおばあちゃんが何となく詩を書き始めてみる映画。

イ・チャンドンらしい静かかつドスンと来るお話。ミジャには災難な出来事が続いていてそれもキツいんだけど、事件をなるべく穏便に済ませたい父親
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

1.6

織田裕二が警察を辞めさせられちゃう映画。

遂にファイナルということで!警察署内の歪んだ正義を正す!という原点に帰ったんだかなんだかな話に。それだけに「話の筋として纏まったラストに見える感」はあるんだ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

オオカミから逃れてきた女の子が家に引き篭って豚の世話をする映画。

実写シーンから始まり3Dなんだか2Dなんだかな映像表現にぶっ飛ばされ続けていく。まずなんじゃこりゃなのが、チョークで描かれたような絵
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.7

ジェイソン・ステイサムが巨大ザメの上顎をヘリのプロペラでぶっ刺す映画。

前作もそうだったけど、観ててこちらの偏差値がどんどん下げられていく感覚に陥っていく。なんか急にアイアンマンみたいなスーツ出てく
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

1.2

織田裕二が杭でシャッターを破ろうとする映画。

劇中で何度か「新しい湾岸署は高度なセキュリティでうんたらかんたら」とか言うんだけど…ど、どの辺が?インターネットができる若者は全員こういうサイバー技術を
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(2021年製作の映画)

3.6

女の子が骨を使った儀式をして大人を復活させるショートフィルム。

15分間ひたすらよく分からないんだけど、体に手足や頭蓋骨がバラバラになってくっつくのがおもしろいとおもいました。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.7

ジェイソン・ステイサムが巨大ザメの目に串を刺す映画。

サメ映画パニックとして普通に面白い。海洋研究所で鯨親子がメガロドンさんに食い殺されるシーンはOhショッキング…ビーチでの無双は楽しい(ウォーター
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

1.3

織田裕二がグズってレインボーブリッジの封鎖に失敗する映画。

上記の有名な台詞は意外とあっさりしてるんですね。それにしても、セルフパロみたいに沖田が「事件は現場じゃなくて会議室で起きてるのよ」みたいな
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

1.5

幼稚園児が超能力を身につけ、手巻き寿司を食べる映画。

今までと違って3DCGアニメになってるわけだけど、個人的には別にって感じで。良くできてるとは思うけど、今後もずっと3DCGじゃなきゃ!ってほどの
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

マーゴット・ロビーがつま先立ち出来なくなって困ってしまうという映画。

テーマとしてはフェミニズムでありマスキュリニティでありなんだけど、ストレートにコメディでありで、思ったより見やすくて楽しい映画。
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

2.0

織田裕二の領収書が盗まれる映画。

事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ系ムービー。ここかっ!てタイミングでバチコンあの有名な台詞が聞けたのでそれだけでまぁ満足っちゃ満足。ただ、一映画と
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.2

出産時、子供が入れ替わってたと思いきや、やっぱり入れ替わってなかったですという映画。

忍者という意外と無かった要素が取り入れられているものの、ここにきて作りとしては良くも悪くも王道のクレしん映画。野
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.1

痛覚を失った人類の中で、臓器摘出パフォーマンスが人気を博すという映画。

は?な設定と世界観にまずぶっ飛ばされる。あのショーが始まって思わず観てるこちらも「おうっ!?」となるし、劇中の観客も思わず紫色
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

2.3

綾瀬はるかが少年を海軍に送り届ける映画。

「モンタナの目撃者」×「タイラーレイク」的な感じ。大正時代についてはよく知らないんですが(汗)、街並みや人々の衣装などはどれも美しくてとても良かったんじゃな
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.4

仲良し幼稚園児らが私立小学校に体験入学する映画。

いつものしょうもないギャグと意外と無かった学園モノに、ミステリー要素としっかり新しくなっていて面白い。ミステリー要素に関してはハッキリ拍子抜けな顛末
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.4

火と水が恋愛する映画。

ピクサーではあまり見たことない超ド直球のロマンス映画。まずこの世界観に乗れるか乗れないかというのは大きな別れ目だと思う。個人的にはこれくらい抽象化された世界観でも、スッと「こ
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.5

独り身のお爺さんが意を決してデートに向かうショートフィルム。

何でもない様なことも幸せです。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

ベン・アフレックがイランのアメリカ大使館にいる人質を助けるために架空のSF映画をでっちあげる映画。

映画自体は派手なアクションとかがある訳では無い静かな政治サスペンスなんだけど、メインの話が嘘みたい
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.7

米兵が変身車と一緒に世界を救う映画。

今作からリスタートする三部作の1作目、ということで今までの話うる覚えの人間でもついていける内容で良かった。車がガチャガチャ言いながらロボットに変身する姿はやはり
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

ユアン・マクレガーが昔の仲間とサウナ業でメイクマネーしようとする映画。

まずヘロイン中毒の話からノスタルジー中毒の話に変化しているのが面白い。あれから時間が経って立場や環境は大きく変化しているけど、
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

ノルウェーの子供たちが超能力に目覚めて遊び呆ける映画。

監督が影響を受けたと公言しているとはいえ、びっくりするほど要素の一つ一つが童夢そのまま。物事の善悪についての判断がつかない子供たちに対して「子
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

戸田恵梨香が松坂桃李に向かって「妊娠したから籍を入れろ!」と捲し立てる映画。

いくつかの話がオムニバス的に出てくるけど全部つまらなくて不愉快。まず病院で働く人のことを舐めている。皇族にただひれ伏すだ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

ユアン・マクレガーがヘロイン中毒から抜け出すために試行錯誤する映画。

ドラッグに塗れた青年達を汚くてドラッギーな映像とスタイリッシュな音楽でシャレオツに見せられる。すみません、基本どうでもいい話だな
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