たけpさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

たけp

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セッション(2014年製作の映画)

4.0

『父親探しの映画』ってのが自分の解釈

本当の父親ジム(ポール・ライザー)が自分を認めてくれない

音楽講師テレンス・フレッチャー(J・K・シモンズ)に父親の代わりに認めてもらおう

しかし裏切ら
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

気弱な主人公ベンヤミン(トム・シリン)
野心家で大胆なマックス(エリアス・ムバレク)

ベンヤミンが自分と正反対のマックスに惹かれる流れは「ファイトクラブ」で主人公(エドワード・ノートン)がタイラー(
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.5

タイトル「37セカンズ」の意味については映画紹介で説明されてるけど、できればそれを隠して後半の主人公のセリフで知りたかった

脳性麻痺の主人公・貴田夢馬(佳山明)の自立を描いた話
具体的には
・毒親か
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.5

「高校生4人組がロケットをつくる話」
これだけで映画を作るのはけっこう難しそう
実話ベースだから大きな脚色もできないし

オタク少年クエンティン・ウィルソン(クリス・オーウェン)がハマり役すぎ
でもい
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.0

前作と比べてフォー・ホースメンの活躍が少ないのが残念
前作と同じくリアリティラインはファンタジー
ツッコんだら負けのおかしな点だらけ

新メンバー・ルーラ(リジー・キャプラン)のギロチンを使った登場シ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

テンポよく見れるので見てて飽きない
特に映画開始からタイトルクレジットが出るまでが見てる側を惹きつけるようにできてる

リアリティラインはファンタジー寄り
漫画やアニメの世界に近い
それでも明かされる
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.0

ニコニコ生放送で一挙放送があったので再視聴
見るのは3回目ぐらい

原作は劇場版用にかかれたわけでないのに、これまでのキャラクターがいい感じに再登場するストーリーで良かった

心臓移植は脳死のドナーか
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

今から約40年前の名作を鑑賞
いろんな作品への影響を感じた

いきなりルフィの声が聞こえてきて田中真弓さんが藤波竜之介の吹き替えをやってると知った

開始20分で温泉がループに気づいてからこの映画の本
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.0

ストーリーは面白いけど演出がダメすぎてもったいない映画
別の監督がやってたらもっと評価されてた作品

全体的に下手なコメディ演技が多い
みんな声を張ってしゃべってるのが不自然すぎる

【今見ると超ダサ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

15年間監禁されてた男オ・デスが自分が監禁された理由を調べる話
コメディテイストの中に突然バイオレンスが起きるあたりは北野映画を感じる
あきらかに笑わせにきてる絵を入れるあたりも

細かい描写もなく漫
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.0

「イングロリアスバスターズ」「ジャンゴ」に続く8作目のタランティーノ監督作品
美術監督に日本の種田陽平が参加

「イングロリアスバスターズ」「ジャンゴ」みたいに会話に緊張感がない
前の2作はこっちの嘘
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

「イングロリアスバスターズ」で最高の悪役を演じてアカデミー助演男優賞をとったクリストフ・ヴァルツが善人を演じてる
今回は悪役のレオナルド・ディカプリオが光ってるし、タランティーノ映画は悪役のほうがよく
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

ブラピが一人だけコントの演技をしてる映画
つくった表情も笑わせにきてるだろ
まあ映画自体がコントみたいなもんなんだが

冒頭の緊張感のある会話劇であっとう間に時間が経つ
会話劇はどんどん洗練されていっ
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[リミット](2010年製作の映画)

3.0

起承転結で「起」以降に何も話が広がらない映画
予想外の展開もなし
でも見てる間はそこそこ楽しめる

真っ暗な画面が続くオープニング
プライムビデオの再生エラーかなと思ったら声が聞こえてひと安心
ライタ
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

2.5

自分勝手な主人公エヴァン(アシュトン・カッチャー)がループ能力で過去に戻るけど自分の思い通りにならなくて何度もやり直す話

エヴァンの考え「自分の思い通りに過去を変えたい、でも自分が嫌な思いはしたくな
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

5.0

隠れた傑作「ロストボディ」のオリオル・パウロ監督脚本作品
どの配信サイトでも配信されてないのでTSUTAYAでDVDレンタルした

「ロストボディ」もこれも5点満点
映画系YouTuberゆっこロード
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.0

冒頭でキャラクターの名前を覚える前からどんどん話が進む
そして登山のシーンになり一旦落ち着く

羽生丈二(大塚明夫)の単独登山シーンではセリフ無しで登山だけを描いてるのがいい
一人しかいないんだからセ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

中盤まではバズレ引いたかなと思いながら見てたけど最後にたたみかけるどんでん返しは良い

会話の中で「オリエント急行殺人事件」のネタバレがあるので見てない人は注意

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.5

「ニューシネマパラダイス」や「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品
どんでん返しのある映画としても有名

前半はストーリーの進行と同時に主人公ヴァージル・オールドマン( ジェフリー・
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

2.5

現実と妄想が混ざったストーリー展開なので先にネタバレを読んで話がわかった上で見るぐらいがちょうどいい

「携帯電話が鳴ったせいで近くにいる敵に気づかれてピンチになる」

↑これ1作目でもあったのに今回
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.0

『なんで直接会う必要あるの?』
終始これが頭につきまとう映画

警視がスパイに電話して会う日にちを決める

待ち合わせの場所でスパイと直接会って情報を聞く

いやいやリスク高すぎだろw
電話だけで伝
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

2016年版は未見
新しく追加された『すず(のん)とリン(岩井七世)の会話シーン』が本当によかったので最初からこっちを見てよかった

ラストシーンの子供がスイカをあげた子供の頃のリンと重なるって解釈を
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.0

「バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー」が面白かったので同じくフィリップ・ラショー監督主演作品のこっちも鑑賞
「バッドマン」ほどではなかった

日本マーケットを意識したのかジェロム・レ・バンナも起用
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.0

オープニングを見て「大丈夫か?この映画」と不安になったけど、Filmarksでまあまあ高得点なので評価を信じて鑑賞

ツッコミ待ちとしか思えないギャグの数々
・最初のアクションシーンで上に投げたバッグ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

1.5

映画としての評価はイマイチ

一番よかったのはLGBTネタをからかう男子生徒をそれっぽい見た目の役者がやってて本当にハマり役だった点

当事者であるサクラが一人でバスに乗って泣き出すシーン
いくらなん
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

後半になるほどセリフが少なくなる作品
「セリフが不要になる」と言ったほうが正しい
チェン・ニェン(チョウ・ドンユイ)とシャオベイ(イー・ヤンチェンシー)が言葉も交わさず表情だけで演技してるから
護送す
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ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

2.0

今は亡き竹内結子主演作
竹内結子はすごい頑張ってるけど脚本と演出がイマイチ

姫川玲子(竹内結子)は映画ではよくある設定の上司の言うことを全く聞かない捜査官
いくらなんでも自分勝手すぎて見ててついてい
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キングダム(2019年製作の映画)

2.0

原作未読

レーティング(年齢制限)を気にして血も飛ばないゆる〜い殺陣が繰り返される
刀で斬られてるのに血が飛ばない、首も腕もふっ飛ばない
「プライベート・ライアン」の冒頭30分を100回見てくれとし
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.5

デニーロのキャラクターで成り立ってる作品
可もなく不可もなく

主人公はベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)
シニアインターンの制度を使って若い女性社長ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ)
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

主人公エディ・ブロック(トム・ハーディ)が「ヴェノム化」してその能力を出すまで約1時間かかる
見てる観客としては主人公がヴェノム化する話だと知ってるんだからもっとテンポよくしてほしい

マーベルスタジ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

2.5

典型的なタイムループ映画

なるべく飽きない編集になってるのでリゼロを見てるときにみたいな気分になることはない
それでもループの繰り返しで飽きてくるときはあった

クライマックスに近づけば近づくほど画
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

プライムビデオで100円レンタルセールをしてたので100円で鑑賞

主人公マーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)が交通事故にあって意識を回復したら誰も自分のことを知らなくなっていたというストーリー
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パディントン 2(2017年製作の映画)

5.0

隠れた名作
1は未見で2からの視聴

オープニングの滝のシーンだけで作画のクオリティの高さを確認
かと思ったらいきなりクマが一般家庭で普通に人間と会話してて世界観に驚く

序盤のアルバイトシーンだけで
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

自分なんか生きていても意味がないだろうと思っていても、実際には周りに大きな影響を与えてると認識する話

「DOMMUNE RADIOPEDIA」のポッドキャストで町山智浩の同時解説を聞きながら視聴
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

『銃乱射事件で息子を失った父親が息子の残した歌をうたう映画』

↑まだ見てない人はこの前情報だけで映画を見てほしい
見て損する映画ではないから

(以下、ネタバレ無しで感想を書くけど勘のいい人なら結末
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.5

ドリームワークスの最新作ということで作画はさすが高レベル
ストーリーはすごく「普通」よくいえば「王道」

プス(山本耕史)の吹き替えは下手だけどギリギリ許容範囲
ゴルディ・ロックス(中川翔子)の吹き替
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