杉田協士 監督の一番好きな長編作品、下高井戸シネマの特集上映で3度目の観賞。
明と暗・静と動・哀と楽の振れ幅と、寡黙な語り口のバランスが絶妙で、飯岡幸子 の撮影も、なぜか杉田監督の他の作品に比べて…
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭で『彼方のうた』と杉田監督の舞台挨拶を観てからずっと上映のお知らせを待っていてようやく観賞出来て嬉しい。以前聞いたお話の通り、同じ街の中で本作は"さっちゃん"のそばでカメラが回って撮れ…
>>続きを読む大きな仕掛けはなくても、自然な興味でずっと前のめりに観ていられた 説明されない部分が大きいけれど、他者と接するときの手触りは案外これくらい やさしさと想像力を呼び起こしてくれる映画 観たあと思い出し…
>>続きを読むずっと気になってた作品をようやく観ることができました。
物語の説明はないし、登場人物が誰なのかもはっきりとはわからない。
それでもじわじわと感じる喪失感に、つい見入ってしまいました。
人って多く…
圧巻!
この映画で描かれる「不在」の圧倒的な存在感⁉︎たるや。
不在とは、ないではなく、ないという状態に「在る」ということ。監督は、映っていない時間、映らない関係まで精緻に描き出す。
そして、忘れる…
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