このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭で『彼方のうた』と杉田監督の舞台挨拶を観てからずっと上映のお知らせを待っていてようやく観賞出来て嬉しい。以前聞いたお話の通り、同じ街の中で本作は"さっちゃん"のそばでカメラが回って撮れた映像を観ている感覚でした。
画面からもパートナーを失った喪失感（しかも急逝された感じ）がひしひしと伝わって来たけれど、周りの人達の暖かくサポートをして上げたい気持ちとか行動も同じ様に伝わってきて良かったです。パートナーの映され方が怖めだったので、大切な思い出みたいなシーンがあったら印象はちょっと変わっていたかなと思いました。
彼方の時もそうでしたが今回も観賞前に食事をする時間が無く、前回はオムレツにかた焼きそば、今回はどら焼きが美味しそうで悶絶しました。
静かなシーンが多い中、お腹が空いてグーって2、3回鳴った時はめちゃくちゃ恥ずかしくてまさに顔から火が出そうな気がしました。あと彼方の時もあったバイク2人乗りのシーン、今回も良かったです。昨年観た『黄色い繭の殻の中』をちょっと思い出しました。またそのうちあの街を舞台にした話を観てみたい。😊
