このレビューはネタバレを含みます
昭和七年から三十年までの長きに渡り、燈台員として勤務する有沢四郎と妻きよ子の波瀾万丈の人生を描いた壮大な作品。
ちょうど上海事変が勃発した日に、父の葬式を終え、四郎はきよ子との結婚を観音崎の同僚たち…
松竹プラスでの鑑賞。
木下恵介監督作品で、主人公は高峰秀子、佐田啓二。灯台守夫婦の20年余りの生活を実際の灯台のある風景と共に見せていく。
灯台守という仕事が大変なものとは、この映画を観るまで知…
昭和7年から昭和32年の灯台守の夫婦が、激動の昭和史を背景に、苦楽を共にする物語。
灯台で働くって滅私奉公。
人里離れた僻地で何の娯楽もない。転勤ばかりで子供も可哀想。それでも船の航行と安全を守り…
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昭和7年から昭和32年まで、日本の戦争状況ととも語られる灯台守夫婦(佐田啓二高峰秀子)の半生。自然の風景の中に人間が存在するのは木下惠介作品の基調である。夫婦が赴任するのは横須賀の観音崎灯台に始まっ…
>>続きを読むずっと、おいら岬という岬があるのかと思っていた。
一人称の「おいら」だったのね。
みんな、よく歌う。
うれしいことがあると「ばんざ~い」と叫びながら外に飛び出す四郎。
結構コミカルな描写がそこか…
「二十四の瞳」をはじめ数々の昭和人間ドラマを生み出した木下恵介監督の161分という長編作。仕事柄、日本全国を転々とすることになる灯台職員(佐田啓二)と1度のお見合いで結婚したその妻(高嶋秀子)、この…
>>続きを読む〜 俺ら岬の 灯台守は
妻と二人で沖行く船の
無事を祈って灯をかざす
灯をかざす 〜
時代の変遷、夫婦は転々
日本各地を幾歳月・幾星霜
海の灯りを守り、人生を捧げ
僻地を巡…
しばらく時間が空いたため、今でも記憶に残ってる部分を。
所々の引きの構図がすごく印象的だった。出産するシーンのものが特にかっこいいなぁと思ったんだけども。細かく描く必要はない。家に出入りする小さな…
★1989年に続き2回目の鑑賞★
物語は、日本各地の灯台を転々と転勤する灯台守夫婦の人生を、第二次世界大戦の空襲や、息子の事故死などという出来事はあるにはあるが、かなり淡々とつづり、敢えて感動を…