アウシュヴィッツ博物館を訪れる観光客の様子をただただ定点観測していくというもの
なんというか、自分がアウシュヴィッツ博物館に展示されているもの、あるいは当時の犠牲者の亡霊の一人になって、見物客たち…
このレビューはネタバレを含みます
▶︎2024年:112本目
▶︎視聴:1回目
『関心領域』からの関連作品としてみつけた。
《ストーリーについての評価等》
記憶と写真(カメラやスマホで撮る人々)に残すツーリストたちの断片を、映…
ザクセンハウゼン強制収容所跡地のメモリアルに訪れる観光客たち。
定点観測で同じアングルでの撮影が続く。そのフレームに入る観光客たちをそのまま映し出している。
観光客はそのままの姿。深刻そうな人も気…
ザクセンハウゼン強制収容所跡地のメモリアルに訪れる観光客を異常な長尺カットで定点観測した映画。観光客を映してはいるが、動く観光客にフォーカスが追従するわけでもなく、カメラは厳格に統制されたフレームの…
>>続きを読むその歴史を人はどう見ているのか?
笑顔や、Tシャツに描かれた呑気な言葉が気になったり。その歴史は伝わっているのか、いないのか。負の歴史を後世に伝えるという役割は、観光という行為とどう折り合いをつけら…
ザクセンハウゼン収容所を見る人々を見る作品。
収容所の入口から始まり、多言語のガイドを時に挟みつつ主要と思われる内部を一つずつ見て、入口と同じ出口へと進む90分。この間に、次々と疑問が浮かんでくる…
今やダークツアリズムの一大拠点となっているアウシュビッツの収容所に固定カメラを置き、観光客の様子をモノクロの映像で流すという、非常に単調な映画。
暑さに疲労困憊を見せ、様々な騒音を伴いながら収容所…
暮れにたまたま大岡昇平の原作を読み始めたせいで、年の明けた深夜から塚本晋也の『野火』をまた、しかもプロジェクター&ヘッドホンでいうトチ狂った失策鑑賞で明けた元旦。もう開き直りで初映画もこれ。と観はじ…
>>続きを読む