ポランスキーが監督したオリバー・ツイスト。
ディケンズの原作は未読だけど、うーん。戦場のピアニストにも感じた中だるみがこの映画にもある。
改変していないのなら、映画原作としてオリバー・ツイスト自体…
元作はチャールズ・ディケンズの長編小説(1838年発刊)
下層階級のオリバーが苦難の中でも高邁に生きる物語で
何度も舞台化・映画化されている。
においを感じるような丁寧な映像に仕上がっており
そこ…
映像は本当にメチャクチャ美しい。
オリバーは主人公だけど、物語の牽引役というよりは巻き込まれていくタイプ。常に彼に寄り添った視点で映画は進んでいくけど、もっと一歩引いた描写の方が却って話に入り込めた…
ヴィクトリア女王統治の初年度だから、まだ産業革命以前の話だ。
歴史あるUKだから、探せばそりゃあるのだろうが、照明の明度や美術、衣装、画作りなど、昔から何度も舞台化、映像化されてきた性善説に立脚し…
フェイギンのキャラクターが好き。きっとどこまでも自分のことしか考えてないのに、その自己中さが一周回って他人に優しくなってる感じ。ラストも含め、監督はフェイギンに一番感情移入してるんだろうなと思った。…
>>続きを読む街並みとか衣装とかの世界観が凄くて
映像美に感動。
でも、ストーリーは…救いがないから観てて辛い。
特にナンシーが不憫でならない。
オリバーの救世主だったのに!
それにドジャーも…というか、あ…