mitoさんの映画レビュー・感想・評価

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クラユカバ(2023年製作の映画)

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2024年29本目。
塚原重義監督作品。
クラファンで資金調達し製作された同監督の長編1作目。

2作品共通で大正〜昭和的の雰囲気作り、活劇や活弁のような語り口が特徴。
たがらか、本作では主役を講談師
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クラメルカガリ(2024年製作の映画)

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2024年28本目。
塚原重義監督作品。
長編としては同時期に公開中の「クラユカバ」に続く2作目にあたる(はず)
大正〜昭和感の強い作風や、小咄や活劇のような語り口が特徴的で世界観もそれに統一されてい
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RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

3.6

2024年27本目。
ファティ・アキン監督作品。
実在するクルド系ラッパーの半生に着想を得た作品。

兎に角、マジかよー、の連続な人生を歩む主人公のジワ。
まあ、移民としてドイツに渡り結局のところ麻薬
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

2024年26本目。
リュック・ベッソン監督作品。
幼い頃から犬と共に育ち、犬と意思疎通が出来る通称ドッグマン。警察に確保された彼は壮絶な半生を語りだす。

久し振りに手離しで面白いと感じたリュック・
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.0

2024年25本目。
新生ゴーストバスターズの二作目。
復活したゴースト達を捕獲し、再びその名を世に知らしめたゴーストバスターズが新たな脅威に挑む。

前作のアフターライフがかなり好きだったので本作に
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

2024年24本目。
歌に自身のないヤクザの男と声変わりが始まった合唱部の男子中学生がカラオケで織り成す和山やま原作コミックの実写化。

様々な情報を知って、このキャスティングだからこそ実写に至った経
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.1

2024年23本目。
とある一日をループする岩森淳は毎日とある男ターゲットを殺し続けていた。
彼は何故、その男を殺すのか…明確な意志を持って殺害を繰り返す淳だが、次第に男との得も言えぬ絆が生まれてしま
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.4

2024年22本目。
ドゥニ・ビルヌーブ監督のデューン2作目。
王宮を追われたポールが流れ着いた先で出会った砂の民。彼らの予言する救世主となった彼は砂の民と共に反逆を開始する。

前作に比べると戦闘も
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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2024年21本目。
浅野いにお原作のコミックのアニメ映画化の前編。
原作は途中で断念していたが、ちょうど読んでいた辺りで終わり。

なので、前編に関してはある程度、分かっている内容ではあったものの。
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マッチング(2024年製作の映画)

2.5

2024年20本目。
恋愛とは疎遠だったウェディングプランナーの輪花がマッチングサイトに登録、そこから始まる悲劇を描く。

犯行現場のエグさとかはまあまあ頑張ってたけど、オチ自体は早々に分かってしまう
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

2024年19本目。
マシュー・ボーン監督最新作。

人気シリーズのスパイ小説を執筆する小説家が、小説の内容がとある組織の陰謀をなぞった内容であることを理由に命を狙われるが…。

マシュー・ボーン印の
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

2024年18本目。
アメリカの黒人女性の波乱の生涯を描く、ミュージカル映画。

ゴスペル基調の楽曲が黒人をテーマとした作品にマッチしている。
黒人、男尊女卑、後者が強調されるのも、作品に一本筋を通し
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

2024年17本目。
雪山の山荘で、落下死した夫、自殺かと思いきや妻による他殺を疑われる。
事件の唯一の目撃者は盲目の息子のみ。
事件の捜査、裁判、世論は憶測の中で容疑者である妻の疑惑だけが独り歩きを
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.3

2024年16本目。
ソニー、スパイダーバースシリーズの一作。
コミックではスパイダーマンを助ける女性マダム・ウェブを主役とした作品。

ヴェノム、モービウスとどうもパッとしない、何なら駄作クオリティ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.1

2024年15本目。
タイカ・ワイティティ監督、マイケル・ファスベンダー主演。

人生のどん底の中、首を言い渡されたサッカー監督トーマスはサッカー協会の勧めでアメリカ領サモアの監督に就任するが…。
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

2024年14本目。
ジェイク・ギレンホール主演、ガイ・リッチー監督作品。
アフガンへ派遣された曹長ジョン・キンリーは日夜タリバンの爆弾製造工場を探していた、消耗するばかりで手掛かりも見つからぬ毎日を
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

2024年13本目。
PMSでイライラを抑えられず、仕事にも支障をきたす藤沢美紗は同じ職場の同僚山添孝俊のやる気の無さについ爆発してしまう。しかし山添はパニック障害を発症し、休養を経てこの会社へやって
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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2024年12本目。
アリ・アスター監督最新作。

分かり易い、母と息子の親子関係の葛藤や社会や外界への恐怖は理解したが、その他は理解し切れなかったというか…冗長では?と感じてしまったというか…。
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.5

2024年11本目。
ゲーム配信でもよくプレイされていた「ファイブナイツアットフレディーズ」の映画化。
ブラムハウス製作なので期待はしていたが…、ゲームはある意味「違和感察知ゲー」の元祖とも言って良い
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

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2024年10本目。
ガンダムSEEDの完結編的な劇場版。
DESTINYの頃、劇場3部作の企画がある…なんて噂があったが、それが今更復活して公開に至るとは思わなんだ。

残念ながら1作完結ではあるが
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.2

2024年9本目。
トーキング・ヘッズのライブ作品の4Kリストア版。
アメリカン・ユートピアの成功もあったからか、劇場でも公開されている本作。

声が若い!
アメリカン・ユートピアと曲のラインナップそ
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.4

2024年8本目。
ポール・ダノ主演。
アメリカ金融界で実際に起きたゲームストップにまつわる騒動を題材にした作品。

空売りにより膨大な原資がなければ利益を埋めない状況に個人投資家達が本気を翻した本騒
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.7

2024年7本目。
ジェシー・アイゼンバーグが監督を勤めた作品。

観ていた時「なんか吉田恵輔さんの犬猿とかばしゃ馬さんとビックマウスっぽいな」と思ったら、他の人も感想で吉田さんを彷彿としたって言って
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

2024年6本目。
ヨルゴス・ランティモス監督最新作。

医者のゴドウィンにより、崖から身を投げた母の胎から取り出され、脳を母に移植された胎児…はベラと名付けられ、ゴドウィンと暮らしていたが…。

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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

2024年5本目。
アクアマン2作目。

既に店仕舞いが決まっているザック・スナイダー版のDCEUのラストとなる作品。
アメリカ本国で大分ガタガタな評価…ではあったが、流石にそこまで酷いと感じるような
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.6

2024年4本目。
オードリーのANNを筆頭にネタ投稿をしていた伝説のリスナー、「ツチヤタカユキ」の自伝的小説の映画化。

正直、観終わった直後はそこまで響かなかったが、数日経って色々考えると良い味し
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.0

2024年3本目。
去年の積み残しをようやく鑑賞。
黒柳徹子さんの同名小説(童謡になるのか?)を題材にしたアニメーション映画。

昨年、方方で評価を聞いた本作。
確かに、観る前のビジュアル部分での食わ
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BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-(2024年製作の映画)

2.5

2024年2本目。
谷口悟朗監督。
TVアニメのエスタブライフの外伝的作品…だったのね。
それをおいても、うーん、な出来。

・TVアニメ前提だからか、説明が雑
ヴァンパイアや魔人とか…、あと、他の人
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

2.6

2024年1本目。
スタローン演じるバーニー率いる消耗品軍団エクスペンダブルズ第4作目。

3作目から9年空いてるのか。
そんなにスパンが空いてる気がしてなかったが(恐らく、出演者が被っていたりする大
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.0

2023年150本目。
イーライ・ロス監督作品。
感謝祭発祥の地のショッピングセンターで起こった悲劇を発端に、街の偉人ジョン・カーヴァーを名乗る殺人鬼が街を脅かす。

発端は感謝祭の日に、欲かいて店を
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

2023年149本目。
ヴィム・ヴェンダース作品。
東京でトイレ清掃員として働く男の日常を描く。

自分が観たヴィム・ヴェンダース作品の中で抜群に分かり易く、整った作品(笑)

役所広司さん演じるトイ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.1

2023年148本目。
ティーンの集まりで行われているSNSで大人気の儀式…それは魔術師の手と言われているはく製を握り、死者に呼びかける降霊の儀式だった。

主人公は母を失った少女ミア。
彼女は母に会
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

2.5

2023年147本目。
料理人とアメリカ移民の二人が、夢のために権力者が持つ牛から乳を盗み、ドーナツを売って富を得る計画を立てる。

自分には合わなかった…。

作風的に穏やかな世界観なのは仕方が無い
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

2023年146本目。
アキ・カウリスマキが引退撤回して製作した復帰作。
話はいつものくたびれた男女の出逢い。

久し振りのカウリスマキ作品…懐かしい。
コレだよ、コレって感じ。

なんだろ、やってる
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

2.5

2023年145本目。
スタジオポノック最新作。
想像力豊かな少女アマンダ、その彼女が生み出したイマジナリーフレンド的存在のラジャーは、アマンダの変化によって存在が消えつつあったが…。

監督、米林宏
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.3

2023年144本目。
映画界でも活躍した指揮者、作曲家のレナード・バーンスタインと妻となったフェリシアの生涯を描いた作品。

前半の2人の出会い〜結ばれるまでは白黒調で劇作的な映像演出。
後半は2人
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