ヴィム・ヴェンダースによる"ロードムービー三部作"の三作目。
"映画"という過去の産物と登場人物たちの過去が呼応する3時間。冒頭のサイレント-トーキー移行期についての会話から、ラスト、映画館の主人…
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『さすらい』Im Lauf der Zeit (1976)
"1975年7月から10月まで 11週間をかけて——
東ドイツ国境沿いで撮影した"
まだベルリンの壁があった頃
"変化…
名監督の傍に名カメラマンあり。本作の成功には撮影監督ロビー・ミュラーの功績が大きい。「パリ、テキサス」までのヴェンダースの作品がどれも素晴らしいのはロビー・ミュラーのおかげではないかと思えるほどだ。…
>>続きを読むジュデマリ『Over Drive』のようなワンピースのリュディガー・フォーグラーが愛おしい。
映像はモノクロだが、ふたりの沈黙に色があり温もりがある。乾いた広野のなかに湿度がある。ヴェンダースは沈…
ベンダースはあまり見てないけど、「パリテキサス」は好きといった程度で、映画館・映写関連の映画として手を出した。
移動映写ではなく、映写機の修理屋さんという設定でした。
ふらっと寄った映画館で突然映写…
ヴィム・ヴェンダーズのモノクロ・ロードムービー。
176分、例によって何も起こらない。
ある程度の忍耐が必要です。
音楽の趣味は好き。
巡回映写機修理業のブルーノ(リュディガー・フォーグラー)。
連…