ucandoitさんの映画レビュー・感想・評価

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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.5

懐かしい阿佐田哲也の麻雀放浪記。
貪るように読んだ記憶があります。
映画は初めて。
24歳の真田広之が初々しく美しい。
41歳加賀まりこさんが可愛いです。
そしてさすがの悲哀感も。
見たようなポスター
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

5.0

Apt pupil 1998年
ブライアン・シンガー監督

やはりスティーブン・キングは大好き。
映画と原作は結構違うらしいが。
あまり評価の高くない映画ですが、とても良かった。

優秀でスポーツ万能
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.6

死者と交流できるオッドが大量殺戮を食い止める青春ホラーアクション。
クーンツ原作。
シリーズになりそうな展開だが主役のアントン・イェルチンさん事故で若くして亡くなったようだ。RIP.
適度にグロいし、
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白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

4.0

1971年 Beguiled
ドン・シーゲル監督

Play Misty for meと同じ年に撮られたクリントウッド女難ストーリーですが、こちらの方がずっと面白かった。
好色伍長さん、オンナを甘く見
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.0

Play Misty for me 1971年

ジェシカ・ウォルターさん(初見)が始めから終わりまでただただ怖いサイコスリラー。
監督デビュー作とか。
大好きなイーストウッドだがこの映画では、凡庸な
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黙秘(1995年製作の映画)

5.0

Dolores Claiborne
1995年 テーラー・ハックフォード監督

苦悩する3人の女性のサスペンス・ヒューマン・ドラマ
3人の女優さんあっぱれ。
スティーブンキング原作
暗い感じが続きます
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ミザリー(1990年製作の映画)

5.0

1990年 ロブ・ライナー監督

キャシー・ベイツの怪演に圧倒されました。
カーンはゴッドファーザー以来かも。
こちらも素晴らしい演技です。
粘着質なファンと密室に閉じ込められるなんて、何と間の悪いポ
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A.I.(2001年製作の映画)

3.6

2001年 スピルバーグ脚本、監督
キューブリックの構想だそうだ。
ファンタジーぽいですが差別がひとつのテーマの社会派ストーリー。
なかなかに哲学的な内容で簡単には語れそうも無いです。
ハッピーなエン
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

そう来たか。
これからの人は余分な知識入れずにすぐ観ましょう。
ファンタジーでもパラレルワールドでもないのね。
お見事でした。
彼女がリーダーだと言うのも納得。
ジョナ・マローン怖い。
ジャック・ヒュ
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インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

4.0

ジェームズワン、リーワネルの二部作後半。ジャンプスケアがパターン化しているのでそんなに怖くは無いですが、今回は打って変わって超常サスペンスでした。
前半は伏線だったんですね。
良く練り込んだ本でした、
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.7

普通に怖いです。
幽体離脱の遺伝。
冥界に行っちゃった息子を父親が連れ戻しに行く。
わー、これは続編観るしか無い。
私的にはインスタントファミリー以来のローズバーンが見られて嬉しかったが、時々レイチェ
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.0

1999年 Galaxy quest

他愛のないコメディだと思って観ていたら、意外にしっかり練り上げた伏線回収SFパロディでした。
よくできている。
残念ながら「スタートレック」も「スターウォーズ」
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

What Happened to Monday/Seven Sisters
2017年 トミー・ウィルコラ監督
なかなかに厳しいサスペンス映画でした。
人口爆発の近未来を描いたディストピアもの。Chi
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死霊館(2013年製作の映画)

3.9

2013年 conjuring
ジェームズ・ワン監督

ベラ・ファーミガ目当ての鑑賞。
ホラーをそう観る方ではないので点数甘い?
サイズも良いし展開、テンポもオッケー。
鳥肌立てながら楽しみました。
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シャイン(1996年製作の映画)

5.0

1996年 スコット・ヒックス監督

現存するピアニスト、デヴィット・ヘルフゴッドの人生を振り返る。
輝けるデヴィットのシャインです。
オーストラリアの貧しいユダヤ系ポーランド移民の天才少年が精神病、
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

2015年
ヨルゴス・ランティモスは「籠」に次ぐ2作目。
終始不穏な雰囲気につつまれ唐突に終わるのは同じ。
奇妙で不条理で厳格なルールの話というのも同じ。
膝の上に座ってお尻でグリグリするのも同じ。
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

2012年 ヨルゴス・ランティモス監督
Dogtooth(ギリシャ語だが)

人里離れた大きな屋敷の専制君主たる父親がハイティーンの3人の子供たちを外界から隔離。情報を与えず名前も付けずコントロールす
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

2014年 Edge of Tomorrow
ダグ・ライマン監督
原作 桜坂洋
軟弱な口先官僚のトムクルーズがたまたま地球侵略軍との戦闘の最前線に送られる。
最初の戦闘で敢えなく戦死するがこれもたまた
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

2011年 Source Code
Moonに続きダンカン・ジョーンズ監督第2作。
8分間のループスリラー。
植物人間のスーパーヒーロー誕生?
前作と同じコンパクトなサイズがありがたいエンターテイメン
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.7

2009年 Moon ダンカン・ジョーンズ監督

クローンの切ないお話。
月の裏側にはロマンがいっぱい詰まってそうだ。
ストーリー的には面白かった。
ただ地球のエネルギーの70%を供給するメガプロジェ
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完全なる報復(2009年製作の映画)

3.0

Law abiding citizens 2009
Fゲイリーグレイ監督
邦題に騙された。
と言うか偽り有り。
不条理に振り切れず最後が圧倒的に物足りない。
松本清張/山田洋次/倍賞千恵子の「霧の旗
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.0

2006年 Children of Men
アルフォンソ・キュアロン脚本・監督
インフルエンザのパンデミックで人類に子供が産まれなくなった近未来ディストピア。
18歳の一番若い人間が殺されて世界が喪に
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

興味のあった津山事件を題材にした「丑三つの村」を観たのでこちらも。
昔観たと思います。
毛利に追われる尼子の残党を村民が騙し討ちにした祟り。
津山事件からはだいぶ飛躍しますが、さすがの横溝ワールドのホ
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丑三つの村(1983年製作の映画)

3.6

京アニ事件と違い30人を一人ずつ殺すサイコの世界。
「悪の経典」のリアルバージョン。
実際起きた津山事件を割合と忠実に再現したようだ。
閉鎖的な村、夜這い、近親婚、村八分、よそ者殺し。
真面目な青年が
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ブッチャー・ボーイ(1997年製作の映画)

4.0

思ったより重い話だった。
少年の容貌も演技も独特で感情移入しました。
錯乱の話なので理解できなくても良いのかと勝手に納得。

用心棒(1961年製作の映画)

4.0

黒澤クラシックですが観ていなかった。
ハードボイルド風なポスターと違って、コミカルで楽しかったです。
エンタメに振り切ってます。
ここでも三十郎の三船さんが肩をグリグリってするのが可愛い。
司葉子さん
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

ブレードランナーみたいな荒廃した未来デストピアで人々は非現実世界に逃避しているという悲しい設定。
しかし当方ゲームにもバーチャルな世界にも全く造詣なし。
キャラクターの戦闘シーンばかりで「無理」とギブ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

はい、わかりません。
でもそれはこちらの問題なので高得点です。
最後が意味深。無理w。
「インターステラー」は2度目の鑑賞まで3年。「インセプション」と「メメント」は2度目を観る体力はまだ無い。修行で
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.0

1973 ヴィム・ヴェンダーズのロードムービー第1作。モノクロ。
ニューヨーク、アメリカ旅行記執筆中のドイツ人青年。執筆は進まずポラロイドで写真ばかり撮っている。
母親(「さすらい」の切符売り)に無理
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さすらい(1975年製作の映画)

3.8

ヴィム・ヴェンダーズのモノクロ・ロードムービー。
176分、例によって何も起こらない。
ある程度の忍耐が必要です。
音楽の趣味は好き。
巡回映写機修理業のブルーノ(リュディガー・フォーグラー)。
連れ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.8

連邦崩壊に向かうソ連のスペース・ファンタジー・デストピア・コメディ。
ロシア人エンジニアとグルジア人音大生のろくでもない惑星への旅。ソ連ぽい星です。
ゆるゆる低予算宇宙ロード・ムービー。
なんか良い。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

アイディアとして面白く独特のテンポ感が心地よい。
サスペンスとしても普通に面白かったです。
大昔使っていたWindowsが懐かしい。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

デュポンのテフロン公害。
酷い話です。
ロブ・ビロットさん本当に頑張りました。
政府を巻き込んだ大企業に泣かされている人は少なくないと想像します。
悲しい現実です。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

東日本震災で母を失い叔母に育てられた鈴芽の成長物語り。
17歳になった鈴芽、40歳のたまきの新しい人生への禊。
廃墟にある後ろ戸。それを閉めて回る事で地震を回避する「閉じ士」のイケメン(戦力外になりま
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

辛くて長い映画と30年間敬遠していたけれど遂に観ました。
オスカー・シンドラーというお金大好き、お姉さん大好き、お酒大好だが偏見がなく愛情深く自由な魂に心が震えた。
COTENラジオありがとう。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ヴィム・ヴェンダーズが描く一人の日本人。
人生讃歌です。
淡々と日常を繰り返すトイレ清掃員。
几帳面で無口で優しい。
目覚まし代わりの竹箒の音。
植物鉢の水やり。
100円の文庫本と缶コーヒー。
カセ
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