黙して考え感じるペトルーニャと、語彙の乏しさ極まれりとでも言うような男たちの対比が非常に不愉快であり、かつ痛快でもある
大きく捉えれば、自分を幸せにできるのは自分しかいないということだと思う
甚だし…
祭りに女性が参加したって何がいけないの、十字架を女性がとって何がいけないの。そして、言葉にするのも憚れるような罵詈雑言を浴びせる街の男性たち。自分は男性だが、ちょっと男がみな哀れすぎて。その中でも笑…
>>続きを読むマネキン+ワンピース+タイプライター+ガラス越し+ジャケット◎
監督:テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
北マケドニアで男性のみに与えられた特権を手に入れてしてしまった女性の奮闘記です!
原…
この『ペトルーニャに祝福を』は確か日本では3年くらい前に公開された映画だったと思うのだが、当時も観ようと思っていたのに観逃してしまってそれっきりになっていたので今回観ることができてよかったです。あと…
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十字架を奪い合う女人禁制の祭に参加した女性1人に焦点を当てつつも、"伝統を守ること"を盾に保身に走る力を持つ男性達と共存すべく、マケドニアの女性達1人1人が諦めてきたもの、その表情や人生が実に多面…
このレビューはネタバレを含みます
粗筋読んでコメディかと思って観たら全く違った。
一つの事件を全く別のものにすり替える女性記者。そもそも論、意識高い系解釈。「去年の勝者も女性だったと聞いています」で引き出す敵の失言。上手い!賢い!
…
北マケドニアの小さな町で暮らすペトルーニャは体型太めで美人でもなく、恋人もいない。就職もできず鬱々としている彼女はある日伝統行事に出くわし川に落とされた十字架を取ってしまう。だがこの祭事は女人禁制だ…
>>続きを読む人生お先真っ暗の主人公の女性が、とある伝統の十字架をゲットしたら、警察をも巻き込むかなりややこしい事になり…という話。
実際にあった事件らしく、結構重たい女性差別や宗教について描かれている。
こ…
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