元禄忠臣蔵 後篇に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「元禄忠臣蔵 後篇」に投稿された感想・評価

mam

mamの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ見てなかったらついてけなかったかも。討ち入りシーンないのも斬新。

能の舞台とか、すごい贅沢な気分になる雅なひととき。雪がはらりとして寒椿があらわれる情緒にもため息...。

2024-16

溝口健二監督『元禄忠臣蔵 後篇』(1942)

前篇の"記録"とは異なる"ドラマ"。

「死」を粛々とおこなう。

自ら終わりを選択していくことでおさめようとする武士道に取り残された、悲嘆の声。

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Tomy

Tomyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

粛々と切腹が執り行われるラストが印象的。実際にこんな感じだったのだろうか。

「死」が身近にあった時代に、役者が演じる「死」に対する態度・振る舞い。

もう撮れないシャシンだと思う。

このレビューはネタバレを含みます

(前編、後編総合)忠臣蔵を溝口健二が描くとこうなる。多分、他の監督、例えば黒澤明が監督すれば全く違った映像表現になるのは必定。戦い描く事の不得手な溝口、女を描く事の不得手な黒澤。情報局提携の戦時作品…

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嘘みたいに豪華なセットの中を重層的という表現も適切ではない豊かな人物配置。ゆっくりじっくりと、しかし確かに中心を移り変えていく画面の動き。いやぁ贅沢。Part.Ⅱ。
「世界は画面に映らない」と誰かが…

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とら

とらの感想・評価

3.7
すごい映画。義理と人情とやせ我慢。吉良邸討ち入りの場面は無い。1941-42年公開。
メッシ

メッシの感想・評価

3.5

吉良上野介討入りまでとその後を描く。

これあくまで大石内蔵助の物語なのね。

音声の聞き辛さや台詞の難しさは次第になれてきた。

さあさあこれからいよいよ討入りだ〜!、、、って場面でまさかの討入り…

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中村翫右衛門好きやなあ。討ち入りシーンやらんのびっくりした。
溝口『忠臣蔵』後半。吉良討伐を決意、実行から47人が切腹で死ぬまで。吉良邸への討ち入りを映さないで描く鮮やかさ。前編より聞き取りやすかったような。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

1942年2月11日公開の溝口健二監督による忠臣蔵映画。

オープンセットでのロングショットが素晴らしい映画だった。
このオープンセットも、この映画の建築監督だった新藤兼人が頑張ったらしい。

佐藤…

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