大島渚監督『天草四郎時貞』(1962)
キリシタン弾圧から信仰を守り抜くことは、
己の復讐心への対峙でもあり、
後世に残す"態度"を選び抜くことでもある。
To protect the fa…
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時代劇の体を借りた現代劇すぎる!
人間の苦悩の仕方(権力者の圧政、貧窮)が現代的。単にセリフが現代語っていうのもある。あと百姓の識字率が高そう。
百姓たちが武器をとって蜂起せんとする場面の\そうだそ…
導入のロングショットが美しい。キリスト磔の絵の前で静かに燃える蝋燭、そしてタイトル
何故虐げられても信じ続けるのか、あの人たちには一生分からないだろうよ
仏教が主流だった当時では体格に合わない教義…
このレビューはネタバレを含みます
訳あって視聴したけどやはり天草四郎を史実ベースにすると面白く撮るのは難しいのかな
キリシタンであるところもそんなに特筆されないし
拷問と耐えるの繰り返しで展開があまり無い
演技は力強かったし画力も強…
陰鬱拷問系時代劇映画。
島原の乱を扱ってる数少ない映画ってことで鑑賞。
とにかく暗い。
ひたすらお上に百姓やキリシタンが虐めに虐められ続け、やがて限界が来て爆発!!
でも、結局全滅しました──って…
ヒロイズムも滅びの美学も無縁。処刑に創意工夫を求め、拷問を楽しむ体制側の描写が容赦ない。一方で民衆のリーダーは一向に冴えなく、突如現れた浪人のアジ演説や蜂起のため家族も殺す狂信的な行動が、全員を死に…
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