元禄忠臣蔵 後篇の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『元禄忠臣蔵 後篇』に投稿された感想・評価

LIBRO

LIBROの感想・評価

2.5

松の廊下を原寸大で再現したりと、時代考証や衣装は見応えがあるが、面白さは微妙
戦時中にも関わらず、人と金のかけ方が半端ない。赤穂浪士を褒めて、武士道や義理、忠義を凄く強く押し出した、多くの忠臣蔵作品…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1940年代映画:歌舞伎実写映画化:時代劇:松竹〗
1942年製作で、青山青果の新歌舞伎派の演目を実写映画化の時代劇の後編らしい⁉️
後編では、討ち入り後もしっかり描かれた作品でした。

2024…

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溝口健二監督『元禄忠臣蔵 後篇』(1942)

前篇の"記録"とは異なる"ドラマ"。

「死」を粛々とおこなう。

自ら終わりを選択していくことでおさめようとする武士道に取り残された、悲嘆の声。

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こだわりの構図やワンシーンワンカット手法、壮大で気合の入ったセットが見どころ。南部坂雪の別れのシーンの雪が綺麗だったなぁ。

義士伝の知識がない人には、言葉遣いや音の悪さもあいまって、何が何だかわか…

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 吉良邸の赤穂浪士の討ち入りの場面では、本来ストーリーのクライマックスを形作るであろう討ち入りが、内蔵助が別れを告げた、今は亡き内匠頭の正室瑤泉院の傍で、そのお付きの戸田局(梅村蓉子)が、本懐を遂げ…

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嘘みたいに豪華なセットの中を重層的という表現も適切ではない豊かな人物配置。ゆっくりじっくりと、しかし確かに中心を移り変えていく画面の動き。いやぁ贅沢。Part.Ⅱ。
「世界は画面に映らない」と誰かが…

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どなべ

どなべの感想・評価

2.0
復讐劇というテーマで前後編に分けて膨大な量の会話を聞かせておいて、カタルシス的な回収が全くなく、現代では考えられない物足りなさを実現している
つか当時はこの退屈さが許されたのか?

忠臣蔵 櫻花の巻/菊花の巻(1959年)
   東映、182分、カラー
元禄忠臣蔵 前篇・後篇(1941年・1942年)
   松竹、112分・111分、モノクロ

忠臣蔵2作品、観た。@U-NEX…

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mitakosama

mitakosamaの感想・評価

2.0

溝口忠臣蔵後編。前半のストレスを解消してくれるかと思いきや、輪をかけてアクションの無い構成だ。
何と言っても後半は討ち入りが名シーンだもんな。と思って観るじゃない…

なんと討ち入りシーン無し!!!…

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前編と後編を通してみて思ったのが、「忠臣蔵」という物語のあらすじを観客側が知っているということを前提とした撮り方がされているんだなという点。物語の入りもいきなり江戸城中松大廊下でのシーンから始まるし…

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