ローガン・ラッキーのasayowaiのレビュー・感想・評価

愛すべきキャラクターの数々。脚本に惚れこんだソダーバーグが思わず監督復帰したのも納得。オーシャンズイレブンのマイナーリーグ版といった感じの犯罪映画だけど、決してサスペンスにはならず、田舎町ならではのゆるーい時間が流れる。

田舎ゆえの閉塞性、兄弟家族の絆の強さ、コマーシャリズムの滑稽さなど、社会風刺的な要素もないではないけど、あくまで匂わせる程度に留めてある。

とにかくダニエル・クレイグのジョー・バング役が文字通りはじけてて必見。