949年2月28日発行の映画雑誌『映画季刊』(後に『映画新潮』に改題、制作社刊)に日本映画社の監督・伊東寿恵男名義のシナリオ『空気のなくなる日』が掲載された[12]。
1949年5月に河出書房から…
このレビューはネタバレを含みます
山間の村が舞台。都市部の描写は一切ない。情報源は村のメインインフラ郵便局。村の金持ちはでてくるが村長はでてこずポリティカルな描写も一切ない。どことなくカフカ的不気味さがただよう。歴史薄明の戦前の。そ…
>>続きを読む山間部の小さな村に住んでいる人々が、ハレー彗星接近にともなう異常現象に戦々恐々とする。1947年に発表された岩倉政治の児童小説を映像化している、日本産のパニック映画。筆者は学校の図書室で絵本を読んだ…
>>続きを読む【狂想曲】
1949年に日本で製作された、ちょっと異質な「空想科学特撮作品」。
といっても、宇宙人が出てくるとか惑星が衝突して地球崩壊とか、そんな「スペクタクルシーン」があるわけではありませんが・…
東宝合成課による特殊技術の英知が結集された、人類の絶体絶命を描いたSF映画。
時は明治24年、北陸地方の長閑なある村を舞台にハレー彗星が地球に急接近し、5分間だけ空気が失われる人類の危機が迫って来…