誤解を恐れずに言えば、現代の日常生活とそれを経験する人間の感覚のほとんどは不毛であり、くだらない。皆この事実に向き合い、妥協し、仕方がないと思って生きて死んでいく。言語は、そのような日常を固定化する…
>>続きを読むイマージュの海に溺れて。
初期のゴダールは「男と女と車(+銃)」で映画を撮ったが、83歳にして発表した今作は「男と女と犬」の物語を3D映画で世に放つ。登場するのはゴダールの愛犬ロクシー。
「想像…
衝撃的な一文から始まり、支離滅裂な動画がくっついている。
何かが隠されている
それを知りたいのに分からない
短い動画だったり、長い動画を短くしてその間に挟んでて、理解しようとしてもできない
段々…
後期ゴダール初鑑賞。とにかくカッコ良すぎる映像と音楽の羅列!(とブツ切り)世界中の映像作家がどうあがいても到達できないレベルにして初期衝動とも感じられる飛んでもない作品だった(巨匠になるほど長尺にな…
>>続きを読むゴダールさ前回の映像と編集。彩度がすごい。
中身は、ストーリーがあると言うよりは詩を読んでいるよう。その詩で紡がれた映像、といった感じ。途中から理解しようとするのを放棄した。
カメラが影に映っちゃ…
ジャン=リュック・ゴダール(ハンス・リュカス)監督『さらば、愛の言葉よ』(2014)
言語以前の景観を貫く"言葉"。
聡明な犬の川流れと、
死ぬことのものまね。
「生まれたらすぐに他者!!」
…
© 2014 Alain Sarde - Wild Bunch