メモ:
理解を試みるのと許しは別である。
思考は、自分自身との静かな対話。人間の大切な能力。思考することを手放したアイヒマン(凡庸な人)は、モラルまで判断できなくなり、歴史的な大規模な犯罪を実行した…
アイヒマンが語った
自分は命令に従っただけ
に対して
悪の凡庸と唱えたけど
アイヒマンは責任逃れしたかったから
自分は命令に従っただけと
言うしかなかったのでは?
ユダヤ人を率先して迫害してました…
相容れない理性と感情、細部分析と全体把握
ナチスドイツのユダヤ政策が極悪非道なのは論議する必要もないが、個々の〝職務実行者”を全て極悪非道の輩と見做していいかとなると思考の抵抗に襲われる人も少なく…
偉人映画。
実際のアイヒマン裁判の映像を使っているのだが、映画の観客にもそのアイヒマンがただの小役人に見えるのだろうか。
『エルサレムのアイヒマン』出版からその後の騒動がストーリーのメインだと思う…
このレビューはネタバレを含みます
語ることの怖さが分かる映画。
ハンナ・アーレントというタイトルだけど、彼女の一生涯を語った伝記映画ではなく、アイヒマン関連の論戦を中心に描いた映画。
彼女はアイヒマンを平凡と称した。ただ何故、彼…
このレビューはネタバレを含みます
物事を、色眼鏡なしで見るのは、難しいよね。
人間が人間たらしめるためには、考えるということを、考えること。人間は、物事を抽象化して考えられる、だからこと客観化が可能になる、が、誰もができるわけでな…
ものすごく観応えのある作品だった
そしてこの作品にも描かれている、「思考と感情を分けられない人」
「自分の感情に合わない思考にはヒステリックにかみつく人」って
今今自分の周りにもいるわと思うと、ある…
Hannah Arendt
the banality of evil
'Eichmann in Jerusalem: A Report on the Banality of Evil'(1963) …
〖第25回東京国際映画祭:伝記ドラマ:ドイツ映画:ATB〗
第25回東京国際映画祭で上映された作品で、女性哲学者ハンナ・アーレントの人生を描いた伝記ドラマらしい⁉️
ユダヤ人なのに、ナチスのアドルフ…